U-10

トレーニングとトレーニングマッチを積み重ね徐々にレベルアップができている。
どこまで公式戦のような雰囲気を作れるか、
情熱を持てるか。
緊張と緩和が選手とチームを成長させてくれる。


ここ最近、自分は内発的動機付けと外発的動機付けの事を教えてもらっている。
それに加え、選手個人個人の試合スタッツを作っている。
どういった声かけが選手に合うか、
チームのカラー、、などなど

個人のパスの本数、デュエル数、ドリブル数(突破or運ぶのか)
もちろん、ポジションによって、試合プランによって、フィールドによって、、
見方は様々だが、チーム内での競争がうまれている。
何よりチャレンジの数が増えている。

うまくプレイモデルにも落とし込めそうだ。


TMの一本目、公式戦の前半、、入りが良くない傾向があるが、その改善にも向かっていけてる。


そんな時に、
1-0で折り返したとある日のTM時のハーフタイム、、

(ハーフタイムは常に3分間、選手同士で話し合う時間を与え、2分間で選手と自分とで擦り合わせをする過ごし方をしている。)


3分経った頃、声かけ擦り合わせをしようとしたところ「まだ自分達で話していたい!」

と。。。全員が自分達の前半の内容を振り返り喋れていた。
ポジションが近くの選手とコミュニケーションをとったり、、離れてる選手とコミュニケーションをとったり、、

攻撃時の話がたくさん繰り広げられてた。

そんなこんなで時間になり、後半送りだした。

が、、、
なかなかうまくいかず、、

自分は守備の強度の部分を伝えるだけ。


だが選手たちは自分達で話していた事をチャレンジする姿は目に見えはっきりとわかった。

そんなチャレンジの中成功体験が出せずに、前後半での変化が選手同士では納得できるものではなかったかもしれない、
が、間違いなく、心が成長していた。

選手たちだけで話した後の後半の目つきが、表情が、
良いものだった。


選手の「フットボールが楽しい」と思える心を引き出していきたい。