こんにちは、ランナー1号です。
11月2日、日本気象学会秋季大会のもようを報告します。
開催場所は、札幌市の北海道大学。
もう晩秋のたたずまい。
キャンパス内のイチョウ並木は見事な黄金色に、
モミジは真っ赤に染まっていました
11月2日、大会4日目の午後は
気象予報士会が主催する専門分科会。
タイトルは、
【気象とくらし~北の大地からのイノベーション~】
サニーエンジェルスのメンバーも身近な研究、
活動を発表しました
日本気象予報士会会長のご挨拶のあと、
トップバッターはサニーエンジェルス86号さん
タイトルは、
「北海道斜里町における蜃気楼観察ネットワーク構築と
普及活動および大学連携への展開」です。
富山県・魚津市や北海道の小樽市などの蜃気楼が有名ですが、
知床・斜里の方が見える日が多いそう。
春に見られる他の地域と違って
流氷の季節や夏にも見えるそうです。
また流氷の蜃気楼「幻氷」は、
春のオホーツク海の水平線に流氷が伸び上がって見える現象で、
この地域特有の美しい光景です。
蜃気楼を通して不思議が大好きな子どもたちに
自然や科学に興味を持ってもらいたいなあという
86号さんでした
フレンズのカネゴンさん
タイトルは、
「気象関連分野へのディープラーニング活用に関する試み
~雪道転倒による救急搬送者数予測について」
札幌市内では冬の間、
毎年路面凍結により多くの人が転倒して救急搬送されています。
カネゴン1号さんは「明日の朝すべりやすい路面になるか」
という予報を発信しています。
気象条件と歩道の凍結そして
救急搬送者の数は密接な関係があるとのこと。
12月後半、すすきのあたりで多くなっているのは、
それだけが理由でないかも……
サニーエンジェルス60号さん
タイトルは、
「地域と予報士 -ママ予報士の防災教育活動-」
60号さんは、北海道十勝で防災教育活動を行っています。
理論だけでなく、ご自身と家族の関係、
体験を語るのが効果的とのこと。
クロスロードなどのグループワークも盛り込み、
参加者一人ひとりが自ら考えて
災害を自分のことと考えてもらいたいという
講座になっています。
この地域は昨年台風10号の被害を受けました。
防災意識が高まっていますが、
時間がたっても高い意識を持っていただけるよう
がんばりたいという60号さんでした
防災科研で働いているサニーエンジェルス20号さん
「気象災害軽減イノベーションセンターにおける
防災教育の取り組み」について。
サニエンと防災科研のコラボなど、
積極的に活動していけたらという20号さんでした
フレンズのファンファーレ1号さん
天気で元気になる!情報発信
~お天気+αのチカラで人を、家族を、マチを元気に~
気象キャスターのファンファーレ1号さん、
天気予報の短い時間で伝えられることは限られているので、
もっとプラスαを発信していきたい!
という思いから『お天気プラス』という団体を立ち上げました。
様々なセミナーや情報発信をしています
この他にも充実の内容だった学会の発表。
翌日11月3日は来年の活動方針について話し合うため、
サニエンミーティングを開催しました。
首都圏と北海道のメンバーが連携して
もっと充実した活動をできるようにがんばります