仕事柄、「進まないご遺体の身元確認」とのニュースに
ここ数日、焦りを感じ始めていましたが、
とうとう、一層悲しいニュースが入ってきてしまいました。
「自治体によってはやむを得ず、身元確認のための資料を保管した上で、
「土葬」する判断」とのことです。
本当は自治体もそうはしたくないことは、よくわかります。
ご遺族と対面させてあげたいですから。
しかし、被災地から遠く流されてしまったご遺体もあり、
それも状況を難しくしているようです。
ドライアイスも不足する中、現在身元確認率はようやく5割といいます。
燃料不足の中、火葬能力も追いつかないようです。
苦渋の決断なのでしょう。
通常は、あまりないことですが
過去、
ご遺体がないお葬儀をさせていただいたことはあります。
御遺品を棺にいれさせていただくケースが多いです。
あと、最近では、
御遺骨の一部や御遺品を使って
ダイヤモンドを作る技術も発達してきました。
最後にお顔を見られない分、
すがたを変えた故人と一緒に過ごすことで
次第に癒されていくご遺族も多いです。
もし、今後、そんなご遺族にお会いすることがあったら
教えて差し上げようと思っています