活動を開始したのは、2011年4月。
まもなく10年になります。
2018年。今年の世相を表す漢字は「災」。
地震に台風、恐ろしい災害が次々に起こりました。
「地域での暮らし」を見直す時期にきています。
今まで取り組んできた病児保育、土日祝、年末年始の保育など
公的サービスでは対応できないところを補う、ニッチなサービスに加え
月に一回、お子さんの発達に不安のある保護者の会(通称、グレーキッズの会)も
開催するなど、保護者さんと関わる中で、新たに生まれた取り組みもあります。
まだまだ、至らないところも多いですが
行政から紹介された、緊急の困りごとにも対応しています。
子育て拠点というのは、決められた区画(地域)の中心地に据えられることが多く
市境というのは、サポートが行き届きません。
千里丘という特殊なエリアだからこそ、さまざまな方が利用してくれている。
災害を経験したことで、
より「地域の子育て拠点」として、必要性が増したように思います。
また、今年度は、春に事務所を大きなスペースへ移転。
保育ルームとして月曜日から金曜日まで
常設の一時預かり施設としての活動をスタートしました。
また、仕事をしたいのに保育園に空きがないという要望を満たすため
企業さま2社とコラボをし、
*数時間、ワーキングマムにお子さんを預けて働く
*子連れで働く
という取り組みをスタート。
さらに、駅前の商店街という立地を活かし、提携店とのワンコイン預かりも始めました。
来春には、9年目となるワーキング・マムの活動。
8年間もの間、継続することができたのは
ひとえに、サポート活動をお手伝いいただいているサポーターさんとご家族
ご寄付いただいた個人さまや事業者さま
活動を応援してくれている皆さま
保育サービスをご利用いただいた講師さまや団体さま…
もちろん、ご利用いただいている会員さまも。
2018年も無事になんとか一年間、活動を終られそうです。
本当にありがとうございました。
来年も、変わらぬご支援、よろしくお願いいたします。
NPO法人ワーキング・マム
代表理事 西谷知美