このあいだSNSで『4月の自殺者が約20%減った』というニュースを見た。


学校や仕事に行きたくなくても


行かなきゃいけない、という思いに縛られてしまう。




後戻りも先送りにもできないような気がして


自分のなかの判断が曖昧になっていた人たちがいる。





そういう人の自分の心が休まって、


このコロナの影響で

すこしだけ減ったのかなぁ、って思った。








こんにちは、せいらです。


 

目まぐるしく、激流のように感じる社会のなかにいると


正常な判断ができなくなる、というのは
とてもわかる。




ここでいう正常、っていうのは

自分の心の声に耳を傾けれる状態のこと。





止まらなきゃいけない

これ以上やりすぎるとやばい

大変なことになる



頭ではそうわかっていても

今までの経験や

過去の他人からの言葉や期待が
頭のなかを駆けめぐって


自分でも止められないときがある。



今回のことで、わたしもそれを体感した。




わたし、こうでもしなきゃ、止まれなかった。




こうにでもならなきゃ、やりたかったことに

手さえつけれなかった。




人生のなかで、何度も止まった意味があった。




何度も立ち止まっていなければ

きっと今回だって

わかるはずのない、未来への焦燥感に駆られて

頭を、心をゆっくりと休ませることなんて、できなかった。







どこかで誰かが


自分の心の声に素直に生きろ、と叫んでいたって



こうでもしなきゃ止まれないときがある。





それを強制終了と言ったり、

人生のバカンスだと例えたりするけれど


体験してみなきゃわからないことがある。





行ってもいいし、行かなくてもいい


やってもいいし、やらなくてもいい



自分の意思で

好きなように判断ができる状態になったらいいね。






いま、思うのは


あのときに、人生の幕を下ろさなくてよかったな、ってこと。







目に映る景色にこんなにも心躍る日が来るなんて

知らないまま、いなくなるところだったな。