私はずっと、悪くなかった

人に怒りをぶつけられるたびに

わたしが悪いと思って生きてきた。

わたしが全部わるくて

そんなわたしは消えてしまえばいい

そう思って生きてきた。

心屋認定カウンセラー
せいらです。

せいらについて
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昨日、仕事が終わって、お家に帰ったら

お兄ちゃんと喧嘩したの。。。

きっかけは、ほんとに些細なこと。

わたしの言い方、とか

わたしのやってないこと、とか

そういうことを急に責められたの。

言い返したけど

ひとりになってみたら

わたしがぜんぶ悪いんだって思って

家族みんながわたしを責めてる気がした。

気のせいだ、って思い直しても

誰もそんなこと言ってない、って思ってみても

自分責めが止まらなくなって

終わらなかった。

昔から、いい子にしてても

悪い子でも怒られるのはわたしで

誰もわたしを守ってくれなかった。

どうせあんたが悪いんでしょ

そう言われてきた。

だから、ぜんぶわたしが悪い。

そう思って生きてきた。

久々にしにたくなって

消えたくなって

やっぱり家族のなかで

わたしは受け入れてもらえない。

ひとりぼっちだと思って

何度も何度も

自分を責めた。

たくさん泣いて

全部吐き出して

ゆっくりゆっくり

自分の気持ちを紐解いていく。

今の自分から離れて

物事を客観的にみていく。

そしたらね、

結局はぜんぶお兄ちゃんの問題で

私、悪くないもん、だった。

わたしは、無罪だ。

お互いの溜まってたものが

いろんなきっかけで爆発して

それがたまたま今日だった。

それだけ。

私は、無罪。

ずっとずっと、

わたしが悪いと思って

生きてきたけど

心屋にたどり着いて

私、わるくないもん

って言葉を知って
そんな考え方にびっくりして

でも、すごく泣けて

何度も何度も

繰り返してきた言葉。

今回の自分責めの時も

わたしが悪いんだ、って思った。

もはや、癖。

でもね、

大きな自分責めの黒さの中で

小さなわたしが

私、わるくないもん

って小さな声で言ってるのが

聞こえた。

きっと幼い頃から

何度も言ってたんだと思う。

それを聞こえないふりをしていた。

今回、初めて小さな声に気づいて

でも、私がぜんぶ悪いって
気持ちが大きすぎて

わたしの声を助けてあげられないことに

また絶望した。

でも、自分の気持ちを吐き出していくうちに

私、わるくないもん

やっと言葉で言えた。

言葉にできた。

言葉で出せた。

わたしが、
わたしを助けてあげれた。

言った瞬間、

私は悪くない。

そんな気持ちが身体中を巡って
安心して

たくさん泣けた。

さっきまでの自分責めの涙じゃなくて

安心で、泣けた。

私が私を守れたことに、泣けた。

お兄ちゃんを傷つけるでもなく
お母さんを責めるでもなく

1人になった私を
置き去りにするわけでもない。

わたしは、最初から

悪くなかったんだね。

そのあと、お兄ちゃんが
謝ってきて

やっぱり、わたしは
わるくなかった。

小さい頃から色んな人から

怒りをぶつけられて

傷ついたって言われて

いろんなことが周りで起こるたびに

ぜんぶ自分が悪いと思って

生きてきたけど

わたしはずっと
わるくなかったんだなぁ。

誰のせいでも
なかったんだなぁ。

人の問題に

勝手に首を突っ込んでたんだね。