一寸、後追いになりますが・・・。

私の、24-8/8付ブログ「A・Aちゃん」で紹介した、女性歌手、A・Aちゃん。

先日、東京・狛江市で行われた彼女のコンサートに行って来ました。

彼女の、天才的な歌のうまさと、堪能な語学力に驚かされ、又、静々と、心を込めて歌ってくれるその姿が、その歌が、私の心に沁み、静かな感動を覚えて来たので、

一寸紹介させて頂きます。

 尚、著作権に触れるかも知れないので、顔写真には、全てモザイクを掛けさせて頂きました。

 

                 記

 

日時: 24年8月18日(日) 19:00~21:15迄(開場は18:30~)

場所: 東京都狛江市 某会場

    (コンサートは、都立・K高校筝曲部とのコラボもあり。)

 

1.コンサート鑑賞迄に至る経緯は、24-8/8付ブログ「A・Aちゃん」で、紹介した

通り。

 

[ 当日の詳細(開演迄。)]

1.当日は、現地までの時間や経路は分っているので、間に合う様に自宅を出た。

又、彼女のコンサートは、初めてだったので、手土産として、図書カード(1,000円)も持参。

2.17:45~ 現地最寄り駅着。その後17:55~ 会場のある商業ビルに入り、他のお客と共にエレベータに乗り、会場前に着く。開場は18:30だが、もう40人位の行列が出来ていた。私も並んで、開場まで約30分待機。

3.並んでるのは、中高年ばかり。皆A・A ちゃんのファンなのだろう。あちこちで、彼女の動画の事やら、コンサートの話やらで、盛り上がっていた。

 その内、私の後ろは、いつの間にか20人位、人が増えていた。(計60人?)

4.18:30~ 開場となり、列の前の人から次々と、ビル4Fにある会場への階段を上がって行く。

5.4Fに上がると、そこはまだ会場ではなく、ロビーだった。その先が、透明アクリルの衝立で仕切られていて、その中に又、ロビーフロアがある。そして、この透明衝立の真ん中が入口になっていた。会場は、中のフロアの、もう少し先にある様だった。

6.さらに、このロビーには、反対方向からもドドドッと人が入って来て、たちまち100人位になった。

7. この人ゴミの中で、スタッフが、「こちらへお並び下さい。」と声を掛けていて、皆、言われた通りに並ぶ。

8.その後、「それでは、中へお入り下さい。」の声で、1人づつ、真ん中の透明ドアを入っていく。

9. 中のロビーに入ると、スタッフが、机の上に、A・Aちゃん関連の記念品(CD、団扇、写真、アクセサリ-―他)を置いて、売っている様で、たちまち人だかりが出来ていた。

 私もその中に混じって、前に出た時、「このCDいくらですか?」と聞いたら、

「無料です。どうぞ、お持ち下さい。」との事。ここに並べてある品物は、全て無料との事だった。「えっ、無料?」と思ったが、とりあえずCDだけ頂いて、その場を去った。でも、何で無料なんだろう? そう言えば、このコンサートも無料だし・・・。

 さては、バックに強力なスポンサーでもついてるのかな?

そんな事を思いながら、その先にある会場ホールに向かう。

10.会場ホールに入る。綺麗な、広いホールである。収容人員は700人。ホールを含め、建物自体が新しい。多分、近年建てられた物なんだろう。

11.客席は、大きく、左、中、右と3つに分かれていて、私は、ホール右側の、前から6段目の真ん中位の席に座る。周りを見ると、客席の後ろの方に空席があり、ざっと見て、観客は500人位だった。(後から後から、人が入って来たのだろう。)

 ここで、開演19:00迄、待機。

 

[ 当日の詳細(開演から終演迄。)]

1.第1部(19:00~19:27迄。)

1-1.最初に、司会者からの挨拶。次に注意事項の連絡があり、その後、「本日は、地元のK高校筝曲部とA・A とのコラボもあります。先ずは、K高校の箏演奏から、お聞き下さい。」との事で、幕が開き、ステージ上に、琴と共に、正座したK高校筝曲メンバー(計12名)が登場。最初に、筝曲部部長の挨拶があって、その後、筝演奏が始まる。

1-2. 曲は計4曲。最初の2曲は、曲名聞き逃したが、3曲目は、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」(筝曲用に、アレンジされていた。)、4曲目は、学校唱歌の「もみじ」。この「もみじ」の時、ステージ左端にA・A ちゃんが登場し、A・A ちゃんの歌と、筝曲演奏とのコラボになった。

1-3. 筝曲部の演奏。これはこれで、素晴らしかった。ここまで来るのに、どれだけ練習したんだろうか?と思わせる物があったが、筝曲演奏とA・A ちゃんとのコラボは、これで終了。一旦幕が下りて、「はい、これで第1部は終了です。この後、第2部として、A・A のワンマンコンサートを行います。」とのアナウンス。

(この時点で、19:27。)

1-4.この後、主催者側の代表者が、客席最前列の右側に立ち、挨拶を色々・・・。

筝曲部を指導していた先生の紹介やら、今回、A・A ちゃんとコラボする事になったいきさつやらを説明していた。この後、しばしの間があって、幕が開き、第2部が始まる。

2.第2部 ―前半―19:30~20:15迄。)

2-1.幕が開くと、「レイホ~」の声と共に、中央マイクスタンドの処に、薄い紫色のドレスに身を包んだA・A ちゃんが立っている。彼女はマイクを持ち、そのまま(ヨーデル)「スイスの娘」を、原語で歌いながら、ゆっくり左へ移動。次に右へ移動、最後に中央に戻るという形で、この歌を歌った。

2-2.この後、「皆さん、今晩は。A・A です。」と挨拶があり、トークが始まる。

「本日は、写真、動画撮影OKですから。」と言った後、韓国の歌謡祭に出た話や、今も週1で韓国のTVに出ている話等を紹介し、「今日は、韓国から応援に来て下さった方も、何名かおられます。」と、これも紹介していた。

2-3.そして、客席にいる韓国応援団の為なのだろう。このトークの内容も、日本語とハングルの2か国語で話していた。

2-4. これ以降、歌の時も同じ。A・A ちゃんが歌う曲は全て、歌う前に、曲名と、簡単に歌の内容を紹介するのだが、これを全部、日本語とハングルで紹介していた。

 すごい!

2-5. さらにすごかったのは、第2部 ―後半― で歌った、外国の歌、数曲。

曲名と歌の簡単な内容を、日本語とハングルで紹介した後、どれもこれも、流暢な原語で歌ってくれた。彼女のプロフィールを見ると、“19か国、3,000曲歌えます”と出ていたので、これは、その一端なのだろうが、生で見聞きすると、ホントにすごかった。一体、どんな頭の構造してるんだろうと思う。

2-6. 以下、A・Aちゃんが歌ってくれた歌を紹介。但し私は、素人なので、知らない歌だったり、時々、曲紹介を聞き逃したりしていたので、処々?の部分がある。

(1)第2部 ―前半― 

① (ヨーデル)スイスの娘(前記2-1の通り。)

② いつも何度でも(「千と千尋の神隠し」木村弓)

③ ?(韓国の歌だったが、曲名不明。「雨降る」だったか?)

(1番をハングルで、2番を日本語で歌った。)

‘④ ?(これも韓国の歌。曲名不明。)(ハングルで歌った。)

⑤ 涙そうそう(夏川リミ)

⑥ ふるさとへ(誰の歌か、分からず。)

⑦ 赤いランプの終列車(春日八郎)

⑧ 雑草の歌(美空ひばり)

⑨ 栄冠は君に輝く

( この曲は、10年位前から応援してくれてる、身体障害者の高校球児がいて、体を

  動かせない彼に、エールを送る為に歌う・・・との事だった。)

(2) ここで10分間の休憩。(20:15~20:25迄。)

(3)第2部 ―後半― (20:25~21:15迄。)

   (外国曲は、殆ど現地語で歌った。)

⑩ キエレメムーチョ(?)(フリオ・イグレシアスの歌。日本語で「もっと愛

              して」という意味。)(スペイン語で歌った?)

⑪ テネシーワルツ(英語で歌った。)

⑫ (シャンソン)恋心(1番をフランス語で、2番を日本語で歌った。)

⑬ (カンツォーネ)花咲く丘に流して(イタリア語で歌った?)

⑭ 100万本のバラ

(原曲はロシアの歌なので、ロシア語で歌ったが、途中から一部、

 日本語で歌った。)

⑮ 海をみてる(松崎しげる)

⑯ 夢で逢いましょう(坂本スミ子)

⑰ 忘れないで(北原ミレイ)

(4)「忘れないで」が、ラストソングという事で、A・A ちゃんは、ステージ左側に移動し、一旦幕が下りたが、すぐ又、幕が上がって、A・A ちゃん再登場。

アンコールという事で、以下の曲を歌う。

⑱ ?(曲名分からず。「呼んでいる~ 赤い夕陽のふるさとが~ 」・・・

    みたいな歌詞。)

(5)さらにAちゃんは、「あちらの方で、もう1曲!という声がありましたので、

最後にもう1曲だけ。」と言って、ホントに、最後の最後、以下の曲を歌う。

⑲ 昴(谷村新司) 

2-7.これで、コンサートは終了。

 

[ 当日の詳細(終演後。)]

1.終演後、観客は、ぞろぞろと会場を出る。

2.私はここで、「そうだ。手土産を渡さねば。」と気が付く。

コンサート中、A・Aちゃんに、花束や手土産を渡した人もいたが、私は、「一寸すいません。」と言って、横の客の前を通ると迷惑だし、ステージ迄行くと目立つので、コンサートが終わった後、ステージに行って、A・Aちゃんに手渡ししようと思ってたのだが・・・。

3.コンサートが終わったら、幕が下り、A・Aちゃんは、すぐ引っ込んでしまったので手渡しは出来なかった。そこで、客席最前列の方ににいた、スタッフの人に渡す事にした。

4.私がその人に近づくと、他にも数人、手土産を渡してる人がいたので、私はその最後になったが、「手土産持って来ましたので、どうぞ。」と言って、図書カードを渡す。

5. この後ロビーに出たが、先程、記念品が並んでいた机の左右に、A・A ちゃんの立て看板が立ててあったので、それを撮る人、立て看板のA・A ちゃんと並んで記念撮影する人、立て看板を真ん中にして、3人、4人で記念撮影する人等、色々・・・。

6.そこへ突然、会場ホールの方から、A・A ちゃんが出て来た。

それで、「おおっ!」となり、A・A ちゃんを撮る人、A・A ちゃんと並んで2ショット、3ショット写真を撮る人で、人だかりが出来、その場は、臨時の撮影会になってしまった。

7.A・A ちゃんは、求めに応じて、お客と並んで撮影されたり、ポーズを取ったりと、ファンサービス。韓国から来た一団(5人)も、A・A ちゃんを真ん中にして、

記念写真を撮っていた。

8. 私も、A・Aちゃんの周りから人が離れた、一瞬のスキに撮らせて貰ったが、私のスマホを見て、彼女は、きちんとポーズを取ってくれた。

9.臨時撮影会は15分位。やがて次々と、お客が帰って行くのを見て、A・A ちゃんは去って行った。只、スタッフの1人(責任者か?)が、透明アクリルドアを出て、エレベータに乗った、大勢のお客の前まで来て、「本日は、有難う御座いました。」と深々と、頭を下げていた。私も、エレベータに乗って、深々と頭を下げられた1人だったが。

 

( 感想 )

1.初めてのA・A ちゃんのコンサート。彼女のコンサートは、こんな感じなんだというのを体感させて貰った。

2.先ずは、その天才的な歌のうまさと、堪能な語学力! お見事というしかない!

3. さらには・・・、

客席のあちこちから、派手なA・Aちゃんコールが掛かる訳ではなし(2、3はあったが。)、お客とのトークがある訳ではなし、最初から最後まで、ステージにはA・Aちゃん1人。(経費節約の為、バックコーラスの部分も、私が1人でやっております・・・

などと言っていたが。)

4.決して派手さはないが、1曲、1曲、曲名と内容を紹介しながら、心を込めて、

丁寧に歌ってくれる、その姿勢。

5.それは丁度、優しくほほをなでる春風の様に、音を立てずに、静々と水が流れて行く川の様に、私の心に沁みて来たA・Aちゃんの心が伝わって来た感じがして、静かな感動を覚えた。 機会があったら、是非、又、行きたい。

 

(追伸)

 これだけ詳しく書いてしまうと、モザイク掛けても、A・Aちゃんが、誰だかわかってしまうなぁ。

 

7.以下、当日の写真。(計5枚。)

         ↓ ↓ ↓

 

( 第1部:K高校筝曲部の箏演奏。)

 

( 第2部:花束を両脇において歌うA・Aちゃん。 )

 

( 第2部:歌の途中で、お客から、花束を受け取るA・Aちゃん。 )

 

( 第2部:熱唱するA・Aちゃん。最後の「昴」の処か? )

 

( コンサート終了後、ロビーに出て来てくれたA・Aちゃん。 )