今回は、滑り込みセーフの話?

さて、昨日の話です。

本当は7日に行こうと計画していたのですが、この日の強風警報に怯んだ私は、猫の額程の庭の草取りに従事しました。

7日が駄目ならと、仕事が休みの9日を予備日にしていたのです。

天気予報を見て「よっしゃー」ということで、9日朝5時自宅をスタートです^ - ^

狙ったのは、積雪期限定コース、金ヶ崎駒ケ岳(1129.6m)から経塚山(1372.6m)です。
それぞれのお山には、夏期登山道がありますが、この2つの山をつなぐ登山道はないのです。
となれば、ダイレクトに縦走するには、積雪期だけがチャンス。
今年4月以降雪解けは予想外に早く、更に前回このコースを歩いたのは4月下旬のことでした。
この時期のルートで、行けるかどうかは賭けです。
雪解け後、竹がすっかり立ちはだかり藪漕ぎになるならば、即刻撤退も充分ありなのです。

金ヶ崎駒ケ岳の登山口駐車場は、バッケ(ふきのとう)も伸びて朝日に輝いていました。
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雪が出てきたのは、駒ケ岳四合目ごろからです。
このから上の上賽の河原など、青空へ向かって雪上歩きが実にいい気分♪
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途中数メートルの藪漕ぎはあったものの、なんとか雪上歩きが続きます。
この日は、前日までの強風が嘘の様に穏やかになり、眺望も最高でした。
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金ヶ崎駒ケ岳山頂のお社の向こうには、これから行く経塚山が見えていました。
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歩きてきた方向を振り向くと、眼下には北上・金ヶ崎の水を張った田園風景が広がります。
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駒ケ岳からの鞍部にかけては、尾根の雪が解けているので、ちょっと寄り道をして夏油コースに降りてみました。

その先には、雪解け水の流れる中に水芭蕉が清楚に咲いていました。
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ここから雪の残っている尾根へと登り進みます。

雪庇の切れるところからなだらかな場所へと這い上がり、駒ケ岳を振り返ってみると、意外と下ってたのですね。
予定していたルートへ戻る時は、ちょっと緊張しましたが、面白い登りが体験できました^_^
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ここからは山行計画通り、雪上尾根歩きを楽しみつつ、経塚山を目指します。
空は青く、雪の白と新緑と芽吹きのほんのり赤い景色に目を奪われます。
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登山口出発から5時間かけて、経塚山山頂に着きました。
山頂からは焼石連峰がとても近くに見えています。
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風もなく穏やかな山頂では40分もまったりとランチタイムを取り、360°の眺望を堪能しました。
途中藪漕ぎの部分もありましたが、下山は4時間で無事山行を終えました。

雪山限定、滑り込みの山行でした。
来シーズン歩くとしたら、やはり4月中までがオススメです。

まずは昨日の報告でした♪( ´▽`)