昨日3月31日は暇だったので、八幡平の県民の森から七滝経由の赤倉岳を目指したのです。
(赤倉岳とは、岩手山の中にあるピークの1つで、鬼ヶ城の反対側にある尾根に位置しています。)
まずは、フォレストi に自動車を置いて、スノーシューを装着してスタートです。
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途中の七滝は、まだ雪の女王エルサの城のように氷で覆われていました。
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七滝を過ぎたあたりから夏コースから外れて赤倉岳方面の尾根を目指して歩きます。
里は春近しでも、山の上はまだまだ雪が降り続いているので、昨日もラッセルしてました。真冬ほどの深さではありませんけどね(^_^;)

しばらく歩くと、枯れ木にキノコがびっしり生えていて、枯れゆくものと繁殖していくもののサイクルを感じさせられます。
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相変わらず誰にも会いません。
静かなブナの林に、雪が降り落ちる音が微かに聞こえます。
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実は1000m越えたあたりから既に、雪質がモナカ雪になっていました。

モナカ雪とは、雪の表面が極薄べっこう飴のごとくパリッと凍っていて、中はパウダースノーのようにふわふわな状態のことです。まさにモナカの皮のようです。
この雪、歩を進める度に一瞬雪に乗ったかと思いきや、次の瞬間にはスノーシューでも雪に埋まり、中身は固まらないサラサラふわふわの雪なので、スノーシューの歯が暖簾に腕押し状態で踏ん張りも効きません。
雪バージョンの蟻地獄状態ですね。
7時55分、フォレストi (標高573m)をスタートして、11時30分(標高1300m)まで歩きましたが、ガスも濃くなり始めたのでこのポイントをこの日のゴールとしました。
上を仰ぐと、こんな感じ。
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見ているだけなら、歩きやすそうな雪の表面なんですけどね。

下を振り返ると、こんな感じ
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今回は、モナカ雪と吹き溜まりに阻まれました。いつかまた赤倉岳まで再挑戦することにして、来た道を戻り無事下山しました。
今回のログはこんな感じです^_^
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