特攻花 | AQUA.。時々くうねこ♪=^_^=

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人見知りしない猫「くう」の思い出と コレカラのいろいろと♪ .:*・


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特攻花で検索すると 沢山のキレイな とてもキレイな 色鮮やかな花が出てくる。

こんなに美しい花であると同時に  とても切なく苦しくもなる。



今日は8月15日  終戦記念日

戦争は2度と繰り返してはイケナイ。 



私は戦争を知らずに育った人間です。

それでも これから生まれてこようとしている子供たちに比べたら 

まだ戦争を身近に思えるような気がする。

戦争を体験した祖父母や 終戦の頃に生まれた親などを持つ世代だから。




祖父母はすでに全員 他界している。 
今日はお盆で まだコチラに居るのでしょうか。
そろそろ帰り支度をしているのかな♪
どうやって移動するのだろう(笑)と 本気でキニナッテしかたない。
できることなら 会話がしたい。





いまさらですが、
私も平和の有難さを感じられるようになった今
真実を もっと 祖父母たちから聞きたかった。
でも あまり話したくないことだったのかも。

話してくれることは、だいたい決まっていた。

それ以上のことは 話したくなかったのか…

それとも まだ私が小さかったからなのか…





私には戦死した祖父がいます。
私よりももっともっと若くして死んだからか
おじいちゃんという感覚とは少し違う。



何年か前、 祖父の遺品の 手帳を見せてもらったことがあった。

   「愛する妻よ 子供たちよ 父に会いたくば 靖国…」

そんな1ページがあった。



祖父は特攻隊ではありませんが、特攻花をみていたら その手帳をみたときのような苦しさがこみあげてきた。


みんな本当は戦争なんかやめたくて 生きていたくて 愛する人のそばに居たかったのに

でも弱音のような本心を書くことは許されなかったのだろう。

だからギリギリ許される表現で なんとか自分の気持ちを残そうと伝えようと必死に書いた文章なんだと。



遺品の手帳は その後 再び見せてもらったことはナイ。
楽しい思い出より辛い思い出のほうが多く詰まっているからなのか
親もあまり多くを語ろうとはしない。
それ以前に
自分自身がまだ小さかったから 戦死した父(私にとっては祖父)の記憶があまりナイのかもしれません。




被害者意識だけでなく 
どれだけの残酷なことをしてきたか という真実を知り
あらためて 平和への有難さ、感謝、祈りを 再認識したい。