特定の成分だけを濃縮したサプリメントと違って、いろいろな栄養成分が含まれている食べ物として食べた場合の作用は、まだまだ未知なことばかり。精製度の高い穀類の、つくり白ご飯や白パンは、精製度の低い玄米や全粒粉のパンなどと比べて、ビタミンやミネラル、食物繊維が少ないですし、ヘルシーではないというイメージが、一部の健康食の流派(?)では、言われますが、白パンでの作用が見られたというお話。オールアバウトでアンチヘルシーの誤解? 白パンで乳酸菌増加として取り上げました。
腸内のことなので、スペイン人と日本人では、同じ実験をしても、同じような結果にはならないかもしれませんが、興味深いお話です。何事も、良い面もあれば悪い面もある、個性や味わい方を知ってうまくつきあえればいいんだと思うんですが・・・。
毒性があるもの、また持病で食事制限している場合はともかく、「○○はいいけど、□□はダメ」とか、ふつうの食べ物に優劣をつけるのは、人間の勝手。私も若い頃、食養生にはまってた時は、無意識に食べ物に不遜なことを言ってました。選べるという満たされた立場にいるから言えるんだと、つくづく思います。