ゲス

義兄は長身でハンサムで温厚で...アバウトですw

40台前半で大手企業の取締役ポーン 50歳で専務 滝汗

年収数千万円の役職にずっと就いている義兄は、きっとそれだけの人望があるのでしょう。真顔

 

一年前、利き腕を病気の為に肩から切断した甥が、我が家に遊びに来るのでビクビクしているという話を書きましたが、この義兄の息子です。

幼少時から外国に暮らし、今は日本の国立大の大学院生です。

 

実は予定が1年延び先週のGWに私にとっては10年以上ぶりに会ったのでした。汗うさぎ

 

去年、私の弱音をご心配下さった方がいたのでご報告です。

甥は最近の検査では再発の心配はなかったそうです。

手術から5年という大きな目安まで家族友人に支えられ大学院卒業後の就職も希望の道が叶うよう、前向きに頑張るようです。

 

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今回、遊びに来たのは6人でしたが、その面子がとても悩ましく...。

甥のT君・姪のJちゃん・義兄、そして、それぞれの恋人でした。

 

義兄は最初の奥さんとは10年程夫婦でしたが、義姉に子供を産む気が無いということで離婚しその数年後T君達の母親であるRさんと「出来ちゃった結婚」しました。

Jちゃん誕生の2年後にT君が生まれ、その1年後に義兄の浮気が発覚しましたガーン

その発覚も、長い間夫の行動に不信感を抱いていたRさんが興信所に依頼しての発覚だったので、浮気は結婚前から?と推測できました。

 

浮気発覚時、義兄はさんに、

「R子も好きな人を作って自由に浮気すればいいじゃないか」

と言い放ったそうです......ゲッソリ

 

Rさんが私に電話をかけてきて、顛末を話しながら泣いていた憐れな様子は忘れられません。泣くうさぎ

 

去年、義兄は私達に、T君が腕を切断したことと共に、正式にRさんと離婚したことを報告しましたが、既に離婚は浮気発覚時に話し合いで決まっていたのでしょう。

T君が成人又は大学卒業時に離婚すると。(実際は大学院入学時)

 

 

Rさんは礼儀も常識も無い人で、親戚からは当然いい印象を持たれず、家事も苦手だったのか家の中は乱雑で、食べかけの菓子や子供の靴下など散らかり放題。

家中に雑多なモノが溢れていて、例えば玄関は、広いマンションだったにも拘らず、来客の靴を脱ぐスペースもないほど。

潔癖症の私の目にはゴミ屋敷同然でした

それでも、義兄同様に気さくな性格で、子育てにはとても熱心で、子供にも義兄にも愛情たっぷり💗という感じでした。

 

浮気発覚の数年後さんは、子供をバイリンガルに育てる為と言って、幼い子供2人を連れて外国に行ってしまいました。

多くの日本人同様に英語を殆どしゃべれないさんがそのような決断をしたことは、

「子供の為にそこまでの行動を起こすRさんは素晴らしい!」

と、尊敬の気持ちさえ芽生えました。

 

しかし、今になってさんの取った行動を振り返れば、その原動力は、夫に裏切られた絶望と顔を見たくないという憎悪であり、行き場を失った愛情を子供の教育に向けたのだと分かります。

 

 

GWに我が家に遊びに来た義兄の恋人のMさんは、Rさんとは全く雰囲気の違う、ゆったりした感じの美人で、初対面の私に対してもとても朗らかで感じの良い人でした。

会話の内容から義兄と長い付き合いであるのが分かりやはり発覚した浮気相手はこのMさんだったのだとほぼ確信しました。

 

Mさんとは何かの事情で結婚できなかった(W不倫?)、或いは子供が産めない状況で、どうしても子供が欲しい義兄は、

最初から子供目当てでRさんと付き合ったと考えられ、

妊娠できたのを確認してからの確信的な出来ちゃった結婚だったのでしょう。

 

 

25年前の大きなお腹のRさんとの結婚式は、私も夫と共に参列し、その後も、家は遠方でしたが、Rさんのきょうだいを我が家に呼んだり、Rさんの実家を訪問したりと交流はありその度に義兄とはラブラブだと本当に幸せそうでした。

 

2人の子供を産み、浮気発覚までの、僅か3年間の幸福でした。

 

その3年間の幸福も、最初から騙されていたと思えば、苦く辛い想い出に変わってしまったと思います。

Rさんは現在、Jちゃん・T君とは離れた実家暮らしで、変わらぬ親子愛の関係は続いているようですが、義兄の恋人MさんとJちゃん・T君との仲睦まじい様子を見ていると、私はとても複雑な心境でした。

 

義兄からの仕送りで優雅な外国生活をし、T君が成人するまで離婚せずに、子育てに生き甲斐を見出したRさんでしたが、それも義兄に上手く利用された人生ではなかったのか?

Rさんにはそれなりの慰謝料は支払ったようですが...

 

義兄はRさんの人生を棒に振らせたのではないのでしょうか?

 

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磯野貴理子さんが55歳の時に24歳年下の夫と離婚した理由は、

夫に「子供が欲しい」と言われたからだそうです。

貴理子さんは「やっぱりそうだよね~」と離婚に応じました。泣くうさぎ

貴理子さんを愛していて子供が欲しいのなら、養子や借り腹という選択肢もあったはずですが?

夫はバーテンダーで、結婚後に貴理子さんが出資した店を経営していたそうで、離婚後この店は売却され、その資金で購入したと思われるマンションにこの方は現在住んでいるとか...

この方についての報道を知れば知るほど、義兄とは逆パターンだとしか思えませんでした。

結婚時は既に貴理子さんは出産不可能な年齢であることが分かっていて結婚し、離婚の理由は「子供が欲しい」と。ムキー 物申す

 

 

 

    絶望

学生の頃に初めて行ったインドの観光地では、スリ交じりの物乞いの子供達に取り囲まれて怖い思いをし、路上には乞食が多く、手足が不自由な人や欠けた人も見かけました

ダリット(不可触民)や下層カーストの夫婦が、自分達の糊口を凌ぎ、子供自身も乞食として生計を立てられるようにと、生まれた赤ん坊の手や足を折ってしまうという話を聞きました。

 

障害のある乞食として一生を送る子供を産む親。

その生殖行為は許されるのでしょうか?

 

生まれた赤ん坊の手や足を~」という話はおそらく、僅かな実例が大袈裟に広まったものと思われますが、旅行中に同行者から聞いたこの話と目の前の物乞いの多さに私は大きなカルチャーショックを受けました

 

このインド旅行は貧乏学生相手の安いツアーだったので、泊まったホテルのシャワーはドブ臭い「水」だったり昼食はハエが山ほどたかっているような安い店でした。

そうした不衛生な店の汚い床を拭き掃除しているのは、素手に持ったボロ切れで床を拭き、足も素足で文字通り這いずり回りながら、自分の体も汚物のように汚れたダリットでした。

 

インドでカースト制による差別禁止の法律が出来てから74年も経っていますが、法律は「差別」を禁じるだけで、カースト自体は認めてしまっており、社会に根強く存在するカースト制度は、差別にとどまらず、犯罪行為を非常に多く生み出しています。

ダリットに対する殺人・虐殺・レイプ・レイプ殺人・放火・暴行・誘拐などの犯罪が、公にされた事件数だけで毎年数万件も起きています。

これだけの悲惨な事態が放置されているのは、2億人と言われるダリットが、インドにとって必要不可欠で都合のいい存在である故に、カースト制度を根本的に無くそうという動きにならないからだと思います。

 

下位カーストへの蔑視・虐待・犯罪がはびこっているのは、カーストは前世の業のせいだというヒンドゥー教の教えがあるからです。

下位カーストの人達も、この世を凌げば来世は、よりカーストの高い身分に生まれ変われると信じ、迫害にも我慢してしまうのです。

 

南インドのある州では最下層のカーストの女性は12歳で、上位カーストの男性の所有物にされる慣習が残っています

女の子は生まれた瞬間から性奴隷となる運命なのです。

 

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数日前のニュースで、見渡す限り続く万里の長城を、満員電車のように人間が埋め尽くす映像を見た方は多いと思います。

5月1~5日の5日間は中国版ゴールデンウィークといわれる労働節の連休で、労働節中に毎日2億7000万人が移動し、中国国内を旅行した人はのべ3億人だったそうです。

 

人口の多さを目の当たりにすると、それだけで気が滅入ります。

世界人口は1900年に16億人、1950年に25億人、1998年に60億人に急増し、2022年に80億人。

国連の『世界人口推計』では2050年代に100億人を超え、2100年まで100億人台のピークを維持すると予測されています。

 

インド・中国・アフリカの3地域の人口の推計は、インド14億2860万人(2023年)・中国14億2570万人(2023年)・アフリカ14億人(2022年)と、全て14億人台で、合計は世界人口の半分以上を占めています。

 

アフリカの人口は爆発的に増加し続けていて、2050年には26億人、今世紀末までに世界人口に占めるアフリカ人の割合は40%に達すると予測され、そのうち高齢者人口は、現在の4600万人から6億9400万人へと約15倍ゲッソリに増加する見通しだそうです。

アフリカの出生率が高いのは、一族の血脈を保ち、社会的地位を受け継がせるために、子どもを持つことに高い価値を置いている為、避妊への抵抗感が根強いからだそうです。(Forbes JAPAN2024/4/5)

 

アフリカの飢餓問題は昔からずっと存在しています。

飢餓人口はアフリカの全ての地域で増加していて、人口の2割近くが栄養不良、現在の傾向が続けば、2030年までに、慢性的な飢餓に苦しむ人口の半分以上が、アフリカになるそうです。(ユニセフ2020/7/13)

飢餓の原因は、干ばつ・異常気象・内戦・紛争・貧困・投機など幾つもあります。

いずれの原因も解決は容易ではありませんが、しかし全ての原因に対して、人口抑制が奏功するのではないのでしょうか?

 

 

 

    汚染

 

人間が増えればそれだけ環境汚染は拡大し深刻になっていきます。

私は99か国を旅行しましたが、中国でも、インドでも、中央アジアでも、東南アジアでも、アフリカでも、道端はゴミだらけでした。

国中がきれいだな、空気が爽やかだなと感じたのは北欧の一部だけです。

経済・文化レベルの高さもありますが、人口が少ないことも大きな要因だと思います。

 

メコン川両岸の一面にゴミが広がっている光景は、ショックで眩暈がしました。

ガンジス川では生焼けの死体を含めた大小さまざまなゴミが流れていました。

美しいポスターで宣伝されているバリも、裏通り・近郊の草むら・山中は、永遠に分別も処分もされないゴミの山だらけでした。

 

そうしたゴミの多くは、風や川によって海洋に運ばれ、マイクロプラスチックや化学物質という汚染源になります。

 

ゴミが散乱していたどこの国でも、ゴミをきちんとゴミ箱に入れる、分別するという意識が徹底されていないのが原因と思われました。

買い食いした包装や容器を、そのまま道端や空き地に放ってしまうのを何度も目撃しました。

 

観光客が増えてゴミ問題が注目された国は、観光客の消費によって排出されたごみの増大も影響していると思いますが、殆どは、

▲観光での注目度が、元からあったゴミ問題をクローズアップした

▲観光業に伴う経済成長で豊かになった地元住民の、プラスチック等を使った商品の消費が増えゴミが増えた

ということだと推測します。

 

「ゴミはゴミ箱に捨てようね!」という教育が徹底されていくことと、

ゴミの回収と処理システムを構築することが、地球規模で進んでいくことを願っていますが...

 

生活していくのが精一杯のような国や地域に暮らせば、そんな地球の環境などに配慮は困難なのでしょう。

 

不毛な土地、干ばつなどの苛酷な気候、内戦、貧困...

アフリカに代表されるこのような土地で、出生率が高いという現状。

産まれた時からそのような土地に暮らす辛い人生で、何故子供を産むのでしょうか?

自分の子供も同じように苛酷で辛い人生を送ると分かっているのに?

 

 

 

    遺伝子

 

義兄がRさんを騙してまで自分の子供を願望したのは、自分が好きで、多少なりとも優越意識があるからだと思います。

その心情を、私が理解することは無いでしょう。

 

私の気が弱くて覇気が無い、ダメな性格は生まれつきのようでした。

赤ん坊の頃の私は笑うことも泣くことも余り無く、幼少時までの写真の大半は無表情かしかめっ面で、他の親戚や友達のアルバムに比べると、明らかに私の子供時代の写真は異常でした。

 

とにかく他人に会うのが怖く、他人とコミュニケーションが取れませんでした。

今の時代だったら母は私に、発達障害の診断を受けさせたかもしれません。

 

幼稚園で大勢の園児の中に入るのが恐ろしく、

毎朝玄関で、

「行きたくないよお~アセアセ

とギャン泣き!の日々でした。😿

 

私は、行動的で優秀な母親に嫌われて、幼い頃からしょっちゅう説教されました。

その度に「自分は産まれてこなかったら幸せだったのに...」

という、変テコな思いに囚われ、笑い泣き

自分を産んだ母を恨み、痛くない死に方はあるのかを考えました。

こんな私は当然、自分が子供を産む未来が想像できませんでしたが__

 

しかし夫は子供を欲しがりました。

「子育ては俺が責任持つから!」

「としの子供なら絶対可愛いよ!」

などと励まされ、おだてられて、遂に私は、

「よっしゃ!そこまで言うなら産んでやろうじゃないか!!」

と、一大決心をしたのでした。ガーンガーンガーン

 

母親に「男の子だったら良かったのに」と言われたショックを引きずっていた私は、自分が生むなら男の子しか有り得ないと、男の子を生む為の文献をあさって努力し、名前も男の子の名を考え、将来を色々想像して夢を見るまでになりました。

 

しかし、お腹の中でその子は成長しませんでした。

子宮関係の治療を続ければ、再び妊娠して健康な子供は産めるとは言われましたが、やはり自分が子供を産むのは間違っているのだ、という思いに囚われました。

 

夫は才能も行動力もあり、優秀な人間の部類に余裕で入るでしょう。

家族思いで真面目で、人格もまあまあの方だと思います。

傍から見ても、人間の出来は義兄以上だと思います。爆笑

子供はT君以上に、専門分野で活躍する人材に成長したかもしれません。

そんな子供を育て上げた喜びや充実感や、自分の遺伝子が後世まで残る幸福感を、私は断ち切ってしまいました。

 

夫には可哀そうなことをしたという罪の意識は、私は一生持ち続けると思います。

 

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この【遺伝子】というタイトルの項目を書き始めたときから、オチ(?)に何を書きたいか意識していました。

私は洗脳を読み、過去の言動を遡ったりしてToshlという人を深く知った時、世の中にはこんな人がいるのか?!と信じられない気持ちでした。

その時の驚きは称賛だけではありませんでしたが__。

しかし、その人格の素晴らしい部分は非常に稀有と感じます。

素晴らしい音楽性と天使のような性格、天性の歌声。

 

Toshlさんにぜひ子供を産んで欲しいなあ!

遺伝子を残して欲しいなあ!

 

ToshLOVEにはToshlさんにマジ恋の人が多くいるようですが、そういうToshLOVEに頑張れや!とエールを送りたい気持ちです爆笑