生まれた「意味」って、必ずある。
自分には絶対に
「価値（勝ち：勝てる部分）」
がある。
この社会で果たすべき役割が絶対にある。
でも、それらはすべて
「作り出すもの」ではないよ。
この世に性を授かる時に
必ず「持って生まれているもの」で、
生まれた後で「新たに得るもの」ではないし、
それを
自分の力で「維持させていくもの」でもない。
大樹には大樹の、
花には花の、
太陽には太陽の、
炎に炎の、
山には山の、
大地には大地の、
鉄には鉄の
宝石には宝石の
海には海の、
雨には雨の、
それぞれの「意味」と「価値」と「役割」が
ちゃんとある。
それは人間も同じ。
1人の人間も同じ。
その「意味」と「価値」と「役割」は
不変だし、消えることはない。
僕はずっと、
自分が生まれた「意味」を探していたし、
「価値」を作ろうとしていたし
「役割」を果さなければいけない
と、思っていた。
でもそれって、
意味を探していたのは、
今は「ない」と思っていたからだし、
価値を作ろうとしていたのも、
生まれ持ったものが「ない」と思っていたからだし、
役割を果たそうとしていたのも、
果たしてい「ない」と思っていたから。
どれもこれも、
僕が「やろう」としていたことは、
全部が真逆だった。
自分の外側を探せば探すほど、
これから得ようとすればするほど、
努力しようとすればするほど、
どんどん自分を愛せなくなっていった。
愛したかっただけなのに、
どんどん愛せなくなっていった。
裏目に出て、
空回りして、
事件ばっかり起きていった。
今思えば、
そりゃそうだって思う。
だって、
僕が世界で一番、
僕のことを疑っていたのだから。
「本当の僕」を嫌っていたのだから。
現実で起きる、ありとあらゆる問題は
セルフイメージの歪み
が作っている。
そのセルフイメージの歪みは
自分自身への
不信・疑惑・是正（ぜせい：悪を正すこと）
が作っている。
まずは、安心して欲しい。
生きる意味も
人から求められる価値も
果たすべき役割も
全部ちゃんと在るから。
それを疑うということは
「自分」を疑っているということ。
それを作ろうとしていると言うことは、
「持ってない」と信じているということ。
疑うべきは、私を否定してくる「他人」の方で、
信じるべきは、「持っている」ということ。
現実は変えられる。
未来はまだ、確定していないのだから。
未来は切り開ける。
暗闇の扉は、
僕が開けてあげる。
自らの足で、踏み出してみて欲しい。
自分を疑っていてはたどり着けない世界に、
自分を信じることで絶対にたどり着けるから。
努力では越えられない壁は
地から足を放せば、
簡単に飛び越えられる。
怖いけど、
見たことがないけど、
信じられないけれど、
絶対に行ける。
だって、
自分にはその価値があるのだから。
私のことを必要としている人が
その未来で待っているのだから。
諦めなくていい。
今やるべき事は、
持つことじゃない。
捨てること。
努力はもう必要ない。
自分自身を解き放つだけでいい。
今日から、
新しい時代が始まっていく。
荷物を降ろして、
飛び出していこう。
あなたの「生きる意味」は
僕が思い出させてあげる。
諦めないで。
まだ伝えないことがたくさんある。
希望だけは捨てないで。
あなたの中で眠る「もう一人の自分」は
まだその「動き」をやめていない。
今、この瞬間も
その小さな身体で
精一杯のエネルギーを全身に送り込んでくれている。
あなたはまだ生きている。
あなたはまだここにいる。
未来はまだ、確定していない。
一緒に行こう。
大丈夫だ。
僕たちはもう一人にはなれない。
その手を伸ばして、
私を救いに行こう。
待ってる。
僕は
絶対に見捨てないから。