話が前後するけれど
介護のことは何も分からず
オムツの交換も
もちろんしたことがなかった

母が退院した2日後の日曜日は
ヘルパーさんの手配がつかず
自分達で頑張ってと
ケアマネさんに言われていた

前日に
看護師さんの助手をした手順で
なんとかするしかない

私がメインで姉と二人
悪戦苦闘(汗だく)で交換した

(その頃母は

体を横向きにしてあげると
自分でもよっこいしょ!と
掛け声をかけて
ベッドの手すりにつかまることが

できた)


同じ頃

在宅介護が始まって車での出入りが

多くなったので

いつもは一台しか車を停めていない庭も

スペースを空けなくてはと思い

大きなプランターを一人で持ち上げ

移動しようとしたとき

腰がピキッとなり、ギックリの手前💦


そしてそして

同じ頃、父が転倒したのを介助するのに

更に腰が痛くなり…


とどめは

夕方に母のオムツを

急遽交換することになり

(次の日ヘルパーさんが来るまで

そのままにするのはかわいそうと判断)

一人で交換にトライしたこと


腰に激痛はあったけど

私が母に何かしてあげられる日は

あと何日あるの?と思い

上手に出来なくてゴメンねと言いながら

必死で交換した

本当に母の為なら

腰がくだけてもいいと思った









前述の通り
母は入院中に食べられなかったものを次々とリクエストしてきた

お寿司にはじまり

(今思うと自分の退院祝いをイメージしていたのかも)


納豆ご飯と味噌汁
(何十年もの日常)

とても美味しそうに食べていたのを思い出す😢


あずきバーのアイス

(自分の記憶にはないんだけど💦

入院中、面会に行った私が食べていたのを見ていて食べたいと思ったと…)


姉にはあんこが食べたいと言ったらしい


初めの一週間くらいは

水やポカリは50mlのキャップを

自分で持って飲んでいたけど

飲み込む力が弱くなってきて

そのキャップを持つ手も

ガクッと落ちてしまうようになってきた


だんだん

ゼリーしか食べられなくなり

姉と私が食べさせてあげるようになった


思い出すのが辛くなってきた…




8月10日は
初めての訪問入浴

ヘルパーさんたちの手際の良さに
関心しつつも、その頃
自分の体調が悪化していた

前日父を病院に連れていったとき
熱はなかったはずなのに
異常に汗をかいていて
平熱が低い父は
実は熱があったのかも…

なんやかんやで
風邪薬を処方してもらったけど
その後姉も喉が痛くなり
私も意識が朦朧としていた

後々、●ロナ疑惑も浮上したが
その時の私と姉は必死で
母を一人にはできないと思い

気力で乗り切った

(他に身近に症状が出た人はいなかったので、それで良かったことにしよう💦)


その日は姉と交代して

自宅に帰ったけれど

何もすることが出来ず

ベッドにうつ伏せに倒れ込んだ

まだ夕方だったと思うが

朝まで微動だにせず

その形のまま寝ていた

正確には寝ていたのではなく

気絶だったのかも…