まずはこちらの動画をご覧くださいな。
エンジンスライダ―はサーキット走行時、転倒した際にコース上に留まったバイクに後続車が
追突する等の事故を防ぐ為、車両をスライダ―で滑らせてコース外に逃がすパーツなのですが、
これをレーシーなエンジンガードかなんかと勘違いしたままドレスアップパーツ感覚で付けて
いる人がほとんどなのでしょうね。
公道を走行中に転倒した場合、そのままの勢いでガードレールや歩行者に向かって滑って
行ったり、滑っていく途中で路面に引っかかったりした際には、フレームに甚大なダメージを
負う可能性が高いのですが・・・。
立ちゴケ程度でも衝撃が直接、エンジンやフレームに伝わるので最悪、エンジンやフレームが
割れてもしらないよ~。
どうしても立ちゴケが心配という方には、安心なスチール製のエンジンガードを付けることを
お勧めします。
立ちゴケでカウルを傷つけたくないからという理由でスライダ―を付けるという方もいると
思いますが、私的には
ヘタクソ棒 コーナーポールと同次元の恥ずかしいグッズという印象です。
市販車にスライダ―が付いていないのはそういう訳です。