皆様、励ましのコメントやメールをありがとうございます。
コメントのレスは、もう少し時間をください。

色々な出来事があり、
時間はあるのに精神的に余裕がなくて……。
でも、そろそろ出来事をまとめておかないと
忘れてしまいそうなので、書いてみます。
まとめですので、コメント欄は閉じておきますね。
超長文です。
モバイルで閲覧したいる方には申し訳ありません。

妹が入院した日。
私は、夕方には病院に到着して、妹とおしゃべりしたり
看護師さんたちに再建した胸を披露したりして、
割と楽しく過ごしていました。
外来の時間が終了して、
看護師さんに誘導され、妹・妹の旦那様・私の3人は
先生の待つ診察室へ。

さらっと説明を聞いてオシマイだと思っていました。
まずは、胸のMRI画像が映し出され、
先週行った怪しいシコリのマンモトームの結果から聞くことに。

私は画像を見て、ギョッとしました。
え……?
素人の私には悪性に見える……。

先生の答えは、こうでした。
「残念ながら……初期の悪性という結果が出ました」

今、こうして思い出してもドキドキします。
まさか、まさか。
そして、聞きたくない結論。
「全摘ということになります」

自分が乳がんだと告知されたときも、
全摘したほうが良いと言われたときにも、
こんなにショックは受けませんでした。
自分のときは悲しいという感情も湧いてこなかったのに、
泣いてしまいそうなのを必死に堪えていました。

妹本人は、ショックは隠しきれない状態だったけれど、
割りと落ち着いていました。
これは、私が妹思いだからとかではなくて……
多分、自分の事というのは、
なかなか現実を受け入れられないからだと思います。
自分自身の病気の告知で泣いてしまう方は、
しっかりと現実を受け止められる方なのではないでしょうか。

さあ、困りました。
全摘だったら、がんセンターに戻って
全摘+エキスパンダー挿入術にする予定だったのに、
もう、こっちの病院に入院しちゃった!
まさか、まさかの結果。
想定はしていたものの、何とかなると思っていました。

どう足掻いても、どうにもならないのが、がんという病気ダウン

妹は、「仕方が無いか~」と言っています。
「ここの先生、凄く頼りがいがあるでしょ?」と、信頼している様子。
私も、確かにそう思いました。
がんセンターの先生も良い方だったけれど、
ここの先生は「自分の患者は、必ず助ける!」という熱意を感じました。
どこの医師も気持ちは同じでしょうけど、それが伝わるかどうかも重要ですよね。
9床しかない病院ですから、隅々まで目が届きますしね。
看護師さんもバタバタしていないので、穏やかです。

実は私、トントン拍子で入院日を決めてしまったり、
(マンモトームの結果も待たず)
前もってセンチネルの方法について説明がなかったり、
温存するつもりだったときも、放射線治療をしなかった場合の
局所再発のリスクについて説明をしなかったなど、
ちょっぴり不信感を抱いていました。
でも、先生は、自分の中ではしっかりとしたプランを立てていて、
オペ前日の説明で詳しく話し合いをすれば良いという考えだったみたい。

まぁ、説明不足であることは事実だけど、
先生にとっては、患者が何について知っているか、知らないのか、
それを想像するのが難しいのかも知れません。

私が通院しているクリニックには入院設備がないので、
万が一の場合は、こちらにお世話になろうと思いました。
静かだし、綺麗だし、食事も美味しいし。
とにかく落ち着ける病院で、ずっと住んでいてもいいな~と思うほど。
お見舞いにいっても、リラックスして過ごせます。

で、
がんセンターに戻ると日程も遅くなりますし、
二期再建にすれば自費のエキスパンダーも使えるし~。
それを良いほうに前向きに考えて、そのまま全摘のみの
オペを受けることになりました。

ああ……
母を連れてこなくて、本当に本当~~によかったDASH!
大正解だった~!
告知に近い内容でしたから、かなりショックを受けたと思います。
私もショックだったけど。

その後のことは、あまり覚えていません。
何とか思い出してみると……
妹の旦那様に駅まで車で送ってもらって、電車に乗り、
最寄り駅までウチの旦那に迎えにきてもらうつもりだったのに、
何故か気付いたらバスに乗っていて、バス停からトボトボ歩いて帰りました。
あ~、思い出した。


えと……
長くなったので、オペ当日のお話は、また明日。