起こったことに感謝する
あなたは、落ち込みやすいタイプですか?それともいつもポジティブにいられるタイプですか?私はどちらとも言えないのですが、一時、将来を悲観して、激しく落ち込んだ時期がありました。その時、家族や友達から、いっぱい励ましてもらうことができました。でも、自分の力不足が原因でその現状を起こしている、と、何の能力も持ち合わせていず、体も更年期で思うようにならず、自分のふがいなさに、苛立ちと悲しみでいっぱいでした。周りのせいだと思えれば、まだ楽だったかもしれません。でも私は「自分に起こることで乗り越えられないことはない」「冬は必ず春となる」という、ある先哲の言葉を信じて生きてきました。頭では解かっていたつもりでしたが、実際に生活がかかってくると、「私の春はいつ来るんだろう?」とつい思って落ち込んでしまっていたのです。でも、それを機会に、自己啓発本や心理学の本など色々読みました。そして、改めて認識したのは、表現は多少違っても、みな同じことが書いてある、ということです。「ピンチはチャンス」「大変とは大きく変わること」「どんな時でも感謝すること!」自分が人間として大きく成長できる大事なときなんだ、ということです。自分の悩みや苦しみを他の人のせいにしたり、自分のせいだと落ちこんで周りに心配をかけると、ますます負のスパイラルにはまっていきます。そして心や体に変調が起こります。だから、今悩んでいることは、後にその経験が、誰かを助けたり、励ましたりできるようになる自分の使命なんだ!と捉えれば、「絶対に乗り越えてみせる」という強い気持ちが湧いてきます。勇気を出して、どんな小さなことにも感謝していく。悩みや苦しみさえ感謝していく。これができたら、今まで思いもよらなかった新しい希望や可能性が出てくるのです。大事なことは、自分で自分を否定しないこと。そして、環境や相手のせいにしないこと。そしてどんな時でも感謝の心を忘れないこと。これが人生を前向きに生き、幸せを感じられるようになる法則なのです。今日も一日感謝して、生きていきましょう!