第61回
(ホラー)映画観賞会
この(ホラー)鑑賞会企画は 観た!
が大前提の感想になるので
ネタバレ大盤振る舞い
苦手及び嫌悪感があるかたは
ここでドロンしてくださいませ~
よかった! 面白かった!! トムハンクスはやっぱりいい俳優さんだな〜と再認識。
オットーは、頑固で、生真面目で、融通の効かない男。ただの偏屈親父かと思いきや正しいんだよね。言動は。それが無愛想と不機嫌でコーティングされてるから反発を産むというね。
職場でもそうだったろうと推察される。だけれどもそんなオットーに近所の人たちはそれはどの反発はないみたい。挨拶とか無視されてるのに、毎日変わらず声かけしてるみたいだし。長い付き合いで本質をわかってもらえてるんだろうなと。
奥さんとの出会いが素敵。落とした本を届けてなんて。私も落とそうかしら(笑)。
オットーの一目惚れから始まった恋だよね。素朴な実直さに彼女も好印象。食事の場面がね、もう。メインを頼まないオットーに彼女は問う。理由を聞いて、彼女は…。うわー♡ やりすぎじゃないとも思ったけど、恋心が爆発したんだよね。泣けてきちゃった。オットーよかったね。
この先何もなくてと思っていた時に彼女にであって、新たな指針が見えて、順調に幸せを築いていた。なのに。大きな不幸が。それでも彼女となら再び歩いていける。幸せになれるししたい。彼女だけが生きる糧。
人生を終わらそうとした時に出会う新たな隣人たち。隣人によって騒々しくも決して不快ではない賑やかさがオットーの生活を乱していく。グイグイこられてヘキヘキするんだけど、オットーの善良さが出ちゃってほっとけない。うんうん。
どんなに不機嫌にしてても周りからかまわれ、頼られる。あと、子どもが懐くってそういう事だよね。本質を肌で感じてくれてるんだよ。まあ、あの隣人が育てたお子たちだからってのもあるかもだけどね。そういえば、近所の人の挨拶にはそっけないのにお子達にはちゃんと挨拶してた!うんうん♬
不器用で、素っ気なく、ちょっと短気な愛すべき男。それが『オットーという男』。
猫ちゃんとのやりとりがオットーの頑なだった心の移り変わりを感じさせてくれてよかった。猫ちゃんかわいい。いい表情だし、あの雪の日の名演技!アカデミー賞ものだね。
あとあと、エンドロールか秀逸!これは、大きなスクリーンでみたかったな。あ、でも一時停止したりしてじっくり見れたからよかったのかな。最後の最後まで泣かせてくれました〜。
【総評】
ホラー度:☆☆☆☆☆
スプラッター度:☆☆☆☆☆
猫ちゃん:★★★★★
第62回 ホラー映画鑑賞会は
『未定』
3月末日 20:00 投稿予定です