常々私が心で強く思っていること


-作品は創り手の精神世界を映し出す鏡-


普段は見えないような


心がけ・想い・その時の心の状態を


作品は嘘をつくことなく


映し出してしまう


そういう誤魔化しが利かないからこそ


私はなるべく


独り静かな状態で創作をする




いつのころからか


私は作品を作る前


作品に触れる前に


必ず冷水で手を洗うようになっていた


春夏秋冬


必ず冷水で手を洗っている


この時期は冷え込み


水の冷たさが


痛いくらいに感じる日もある


そんな冷水で洗うことによって


作るために


よりよい状態の自分へ意識的に持って行く


なるべく何にも左右されない


【無心】の状態に


周りの雑音に左右されない


独りの世界に高めるために


私が扱うのは



この石は不思議なことに


時として意思を持つからこそ


触れる時は手は綺麗にして


心の澱みも洗い流して触れたい


私は普段は冗談ばかり言って

周りを笑わせたり

おちゃらけて道化の振りをしている

それで周りの人が楽しければ

それで良いと思う


無論、馬鹿話するのも

私であり私の一部ではあるのだが


でも作品を作る時の私は


そういう自分とは切り離して


自分の静かな世界に入り込み


心と対話しながら創る


昔から当たり前のように


制作の時は


静まりかえった


一人の部屋だった


気分転換に音楽を聴くことも


ごく希にあるけれど


一時であって


また静かな部屋


独り自分の心の声にのみ


耳を傾け


ひたすら手を動かし創る


ペタしてね

本日に本目の日記です


今日作品を創る前に


いつものように手を洗っていて


この気持ちを忘れないように


思いついたので書き留めてみました星空