22日、2011年8月に三重県沖でダイビング中の女性(32)が死亡したのはガイド2名が注意を怠ったとして、女性(32)の遺族が22日、ガイド2名とツアー会社『ティックジェイケイ(大阪市)』に対し約9200万円の賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしました。


事故は女性(32)が結婚直後の2011年8月に起きました。ティックジェイケイが主催するツアーに夫と参加し、ガイド2名を含む11名で三重県尾鷲市沖の海に潜ったが間もなく防波堤近くの水深5mの海底に沈んでいるのを釣り客が発見。病院に搬送されたが4日後に死亡が確認されたそうです。


タンクのバルブが解放不足で呼吸困難に陥ったのが原因とみられ、ガイド2名はダイビング前に女性(32)のバルブの開放状況を確認せず、女性(32)が隊列から離れたことにも気づかないままダイビングを続けていたことにより、4月に業務上過失致死罪で略式起訴され罰金刑が確定しています。


残量の少ないタンクを使い回すなど安全意識が低いショップだったそうです。


女性(32)の遺族は「一切の謝罪がなく、あまりに無責任。このままではまた事故が起きる」と話している…


タンクを使い回すって安全意識も低いですが意味が分からない。タンク1本で2ダイブ?タンク代をケチってたんでしょうか?


残量が少なければリスクは増えるし、潜水時間に制限もかかるし、そもそもダイブ本数をタンク本数と言う場合もあるのですから『1タンク(充填済で満タン)=1ダイブ』は基本だと思います。よほどの事情がなく、それを守れないショップは信用すべきじゃないです。


広島ダイビングサークル『AQUA GATE HIROSHIMA』

『八幡浜海洋公園ダイビングセンター AQUA GATE』