23日午後、神奈川県横須賀市田浦港町の海上自衛隊潜水医学実験隊の訓練用プールで男性隊員2名(40代・50代)が意識を失って、病院に搬送されましたが40代の男性隊員の死亡が確認されました。


お悔やみを申し上げます。


50代の男性隊員は意識不明の重体。回復されることを願います。


事故当時、2名は訓練の準備中で、プールの底(10.5m)にロープを固定する作業をしていた40代の男性隊員が先に意識を失い、上にいた50代の男性隊員が潜って水面に引き上げたところ、50代の男性隊員も意識を失い沈んだそうです。


2名はレギュレーターをくわえ同じ空気タンクから空気を吸っていた(フーカー潜水?)ということなので、空気に問題があったのかもしれません。


通常のダイビングでも稀に空気の悪いタンクがある場合があります。このようなタンクに当たると酷い場合は意識を喪失しての事故を引き起こし、また軽い場合でも不快感や頭痛を引き起こします。セッティング時にタンクの空気を匂って、少しでも変だと感じたら近くにいるスタッフなどに知らせましょう。


○韓国珍島で事故


6日、韓国南西部の珍島沖で沈んだ旅客船セウォル号の船内捜索をしていた民間の男性潜水士(50代)が海中で意識を失い、病院に搬送されたが死亡が確認されたそうです。


お悔やみを申し上げます。


男性はセウォル号では初めての捜索となり、潜水して5分、水深25mで異変が発生。待機していた海洋警察救助潜水士が中に入り引き上げた。発見時、男性はレギュレーターを外しており、外れたレギュレーターのホースと周りの他のホースが絡まった状態だったそうです。


現場は潮流が速く透明度も悪い。そして船内は迷路のようだそうで、潜水作業は困難だそうです。事故が再発しないことを願います。


○セブ島で事故


22日、フィリピンのセブ島でオスロブのジンベイザメ鑑賞ツアーに参加後、ホテルに戻る途中で乗っていた車が横転する事故に遭い日本人の男性(59)が亡くなられました。


お悔やみを申し上げます。


水中だけではなく陸でも事故は起こります。特に海外では事件に巻き込まれる場合もありますので、渡航予定先の情報には注視するべきです。何度も行っているから大丈夫…ということはありません。


広島ダイビングサークル『AQUA GATE HIROSHIMA』

『八幡浜海洋公園ダイビングセンター AQUA GATE』