昨年末、彼と商業施設の中に入ってる映画館に行きました。


上映時間までに余裕があり、オープンスペースのスタバで時間を潰していたところ、少し離れたところのイベントスペースに美味しそうなワッフルとクロワッサンの販売を発見。

お茶を飲んだあと、そのコーナーへ行き、いくつか選んで購入。


するとお店の方が『これ、北海道のお店の商品で私たちは北海道から来てるの。』と。


思わず

「そうなんですね。この人(彼)、来月北海道に行くんです。」

と言った途端、急にカウンターから身を乗り出して

彼の足元を見て

『その靴で行ったら滑って転ぶから、靴を買いなさいね。』

そして、彼の格好を上から下まで見て

『その格好は薄すぎて寒いから、しっかりと防寒して行かないと無理よ。』と。


更に横にいた方から

『北海道のどこに行くの?』

と尋ねられ、

「○○です。」と答えたら

『寒いし、何もないところだよ!何しに行くの?』

とツッコミが(笑)

「仕事です。出張です。」

と苦笑いの彼。


とりあえずお店の方にお礼を申し上げて別れた。




それから半月後、彼に靴を購入したかと尋ねたら

『えー、案外大丈夫じゃない?』

とほざく。


「あのさぁ、現地の人があなたの格好と靴を見てダメ出ししてくれ、アドバイスしてくれたんだよ。

ってことは、本当に危ないってこと。

慣れない雪道で転んで北海道で入院したいの?

出張以外で使わないのがもったいないと思うなら、私が購入して赴任先に届くようにするから。」

と言ったら


『あとでネットで見てみるから…。』

と。


それから1時間後

『これにしました。』

と画像が。

防水、靴底がしっかりしたビジネスでも使えそうなシューズ。

ホテルから会社まで徒歩でまぁまぁ近そうだし、

とりあえず足元さえしっかりしていれば大丈夫かな。



それにしても…

慎重なタイプのくせに、真冬の北海道に対して楽観的なのが謎でならない。




新しい会社に勤め出してから約1ヶ月の彼。


バカみたいに忙しくストレスフルな仕事から完全に解放され、半年以上ずっと時間に追われることもなく自宅にいた彼は今回の再就職を入社が近づくにつれ、不安視していた。


朝、起きれるだろうか、ちゃんと毎日仕事をこなせるだろうかなどなど。


『今度の会社って今までのあなたの仕事ぶりを分かってる人たちが誘ってきたんでしょ。

そして仕事も初めてやることじゃないんでしょ。

そもそもだけど、最初から完璧にしようなんて考えたら大間違いよ。

周りに「ブランクあるからしばらくの期間は大目に見てね。」くらい言えるような関係性の人たちでしょ。たまには人に甘えなさい。

ちょっと違うかもしれないけど、自転車に乗れる人が数年ぶりに乗っても乗れるのと同じで、心配しなくても仕事はこなせるから。安心して。』

と言ったら



「そうかなぁ…。でも、なんでそこまで言い切れるの?」

と尋ねられ


『ん?私の勘。根拠のない自信だけど、あなたに関しては外れたことないから。』

と言い切ってやった。



そんな会話から1ヶ月。


今週末から本社へ5日間出勤の彼。

日中の最高気温が−3度ですって(爆笑)

寒さでしぬど。







求職活動が終わり、ホッとしたかと思う中、

元部下が勤める会社へのお誘いに心が揺れていた彼。



採用先への入社の連絡をする前日、元部下の会社の社長さんと急遽オンラインで面談することに。


社長さんの考え方に共感するところが多く、

これから成長する可能性があると。

結局、面談の3日後に実際に会って話しをすることでオンラインは終了。

勘かもしれないけど、先方が採用の方向で動いてる感じがした。



彼にどうするのか聞いてみたら

『3日後の面接もあるから、採用先にはお断りの連絡をしようと思う。』と。


確かにお誘いを受けている会社は今までの彼の経歴を余すことなく発揮でききるし、慣れていることが多いはず。

そちらに魅力を感じるのは当然。



翌日、理由を正直に伝えてお断りの連絡を入れたところ

『次のところの結果が分かるまで保留でもダメですか?』

とありがたい申し出があったけど、彼は固辞。



3日後、直接会って話しをして採用決定。

彼の仕事用のパソコンもすぐに手配され、

単身赴任用のお部屋も探してくれると。

入社は、彼の都合で12月半ば。




なかなか求人が少ないと言っていた数ヶ月は

何だったのでしょう…。

1週間の間にどちらの会社にしようかと迷うなんて。




私の気持ちとしては、彼がどちらを選んでも

単身赴任には変わらなかったから

『また行ってらっしゃい。』かな。