そうか!
今日は日曜日なんですね。

家の周りの空気がとーーっても静かで穏やかなんです。

みんな、お家でゆっくりしながら充電してすごされているのかな~・・・などと考え、窓から飛び込んでくる緑と青空をぼーーーっと眺めていました。

ふと。
何で?

この場面が浮かんで来たのかわかりませんが。


幼稚園に通っていたときのことです。
朝、登園してからか? お昼御飯を食べ終わってからかは定かではないのですが、わーっと何をして遊んでいてもいいという、自由時間ってありますよね。

その時私は、男の子と追いかけっこをして遊んでいたと思います。
私の方が足が速いので、その男の子に追いついたところで、その男の子が転びました。
男の子は「降参」の雰囲気で、ちょっと古いですが、仮面ライダーのショッカ―がやられてしまった時のように、ふざけてぐったりとしました。
私はというと、正に仮面ライダー気取りで、してやったり!という雰囲気で、その男の子のお腹の上に足を乗っけて、「勝った―!」という感じのポーズを取っていました(何と男勝りな・・・ase*

私は遊んでいました。童心で。ただ、遊んでいたのです。

でも、その場面を目撃した担任の女の先生が血相を変えて飛んできて、
「何をやっているの!」
と私が転ぶほどに後ろに引っ張ったのです。

「何て乱暴なことをしているの!?転んだこ子のお腹を踏みつけるなんて!!!」
と、鬼の形相で私を睨みつけました。

「???」

ただ、追いかけっこをして楽しかったという世界に居た私には何のことかわからずに、ポカンとしていたと思います。

この後迎えに来た母に、担任の先生は
乱暴なお子さんなんですか?普段も?」
とキツイ口調で事の次第を説明していました。

「暴力」

という言葉を使っていたのが記憶に残っています。

「何で、そんな乱暴な事をしたの?!!!」
と帰り道に母から言われ、夜には報告を受けた父にも怒られ、私はものすごく沈みました。
悪い事をしていないのに叱られているという、納得の行かない現実の展開に対する怒りみたいなものもあったかと・・・


あの時の私が思った事。
『「乱暴な子」と一瞬にしてレッテルを貼られた。状況の説明や、私にはそんな気持ちなどなかったということを発言する場もなく、母に「乱暴なお子さん」とストレートに伝えられた』

この時の気持ちが、そっくりそのまま残っているんだな・・・

悲しかったし、理不尽だと思ったし、誰にも分かってもらえなかったし、ポツンと独りぼっちになったし・・・薄青雫

一瞬にしてこんな気持ちに包まれたのに、私はその男の子に
「謝りなさい!」
という結末だったのです。 

                 
「ごめんなさい」

を、あんなに不本意に言った事はなかったかもしれません(笑)

幼稚園を卒園してウン十年経ちますが、生きている感情なんですね。

私はその時の自分を抱きしめて、
「誤解されたんだね。楽しく遊んでいたんだよね。怖かったね。悔しかったね。それを乗り越えるのに頑張ったんだよねきらきら もう大丈夫だから。みーんなよくわかったからね。」
と伝えてあげたいと思います。

幼稚園のあの日から沈み続けていた小さな私に愛を送りますはーと
そして、この今も沈んでもなお残っている、生きている感情を手放したいな~と思います好

 なかなか前に踏み出せない私の、古い古い埋まったままの根っこがまた一つ掘り起こされたかな?


お読み下さりありがとうございましたハート
心より感謝申し上げますハート



Loveハート & Lightキラキラ