≪11月16日生まれの音楽家たち≫
アロマに包まれリラックスしながら
レッスンが受けられる
「香りのピアノ教室」講師の
辻田いずみです。
長野歌碑巡りの旅の続き。
中山晋平記念館内は本当にたくさんの
歌碑や像かあります。
此方は先日の動画にも映っていた
「しゃぼん玉」の銅像。
台座には楽譜があります。
では本来の記事の本日分をどうぞ
クロイツェル(ロドルフ・クロイツェル;Rodolphe Kreutzer)
1766年11月16日~1831年1月6日(享年64歳)
フランス;ベルサイユ
ヴァイオリニスト。
発音によってはルドルフやクレゼールと読む場合もあり
ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」の
名前の由来になった音楽家です。
フランス宮廷礼拝堂の楽団員であり
ドイツ人であった父親から音楽の手ほどきを受け、
アントン・シュターミッツに師事。
その後1810年まではソリストとして活動、
その頃にベートーヴェンが彼を知り
「クロイツェル・ソナタ」を献呈したようです。
そしてパリ・オペラ座管弦楽団のコンサートマスターを務め、
パリ音楽院ヴァイオリン科の教授に。
また彼の弟もヴァイオリン奏者&作曲家、
甥は音楽評論家だったそうです。
そういえば彼が持っていた
1727年製の「クロイツェル・ストラディバリ」が
クリスティーズかどこかで
2億以上の値がついたと報道されていましたね。
個人的には値段云々よりどんな音色かの方が気になります。
来生たかお(きすぎたかお)
1950年11月16日~(現在67歳)
日本;東京
ミュージシャン。
本名;来生孝夫
井上陽水のバックバンドを務め、
ソロデビューしたのは1976年のこと。
しかし大ヒットは「セーラー服と機関銃」ではないでしょうか。
1981年に「夢の途中」として出した曲ですが
薬師丸ひろ子主演映画の題名の方が
先行してしまったようです。
その後「シルエット・ロマンス」「セカンド・ラブ」
「夢より遠くへ」などのヒットが記憶するところでしょうか。
400曲を越える提供曲があるそうです。
作詞家の来生えつこは姉で、
よくコンビを組んでいます。
2017年は12月まで、
そして来年4月にもコンサートがあるようです。
また余談ですが、
お笑い芸人小島よしお氏も
同じ誕生日らしく
「急に親近感が沸いた」との
コメントを見かけました。
来生たかお公式ホームページ
安西史孝(あんざいふみたか)
1958年11月16日~(現在69歳)
日本;神奈川
作曲家&編曲家。
アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」「うる星やつら」など
編曲のみという作品もありますので、
詳細は検索などして確認していただきたいと思います。
彼の作品は結構至る所に転がっており(笑)、
「なんでも鑑定団」や「笑っていいとも」や
有名遊園地でも使われているとのこと。
そんな彼の音楽歴は4歳から始まります。
ヴァイオリニストの父親、
そして母親もヴァイオリンとピアノを教えていました。
更に言うなれば彼の祖母も和楽器の先生とか。
実際に彼が始めたのはピアノだったそうです。
出身大学ははっきりとは分かりませんが、
有馬礼子氏に師事とのことで芸大かもしれません。
同時期にジャズピアノも学んでいます。
1976年に第1回ローランド・テープコンテストに入賞、
それから放送局や制作会社に音楽家として雇われます。
その後も様々なアーチストら
(上記の来生たかおも然り!)とのセッション、
また講師としても活躍することになります。
また彼は芸能関係者になりやすい
パニック障害に陥ったことがあり、
そのことを本にして出版しています。
…よっぽど有名になる人の周りには
魑魅魍魎じみた輩がいるんでしょうね…
公式ホームページなどはないようですが、
本人と思われるツイッターがありますので
気になる方は検索してみてください。
またYou Tubeでも「The Electric Holiday Orchestra」と
検索すると本人によってアップされた動画が出てきます。
「うる星やつら」などは面白かったですので
是非探してみてください。