回は和食の「和」の意味を考えてみました 。引き続き、今度は、和食を取り入れる参考になる京都の食文化を紹介します。
高校を卒業してから二十代は京都に通っていた事もあり、色んな京文化を愉しみました。美味しいもんがぎょうさんあります。
そんななかで、若かったので、随分驚いたひとつに昔は暦で食べるもんが、毎日、決まっていたという点です。今思えば、合理的で知恵が詰まっているやん、と思います。何がなんでも守らなあかん訳では無くて、上手に取り入れたら良いと思います。

また、ケとハレ、普段とお祝い時の料理の違いも面白いと感じました。食を愉しむ事は最高の贅沢ですね。

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食暦に「暦」という字を使うのは食育では季節の栄養価が高い旬のものを美味しく楽しむ事が結果的に良いという考えから成り立っています。冬のほうれん草と夏のほうれん草では栄養価が全く違いますよね。

このような旬のものを味わう、
和食=日本料理は五色・五法・五感・五味のバランスの上に作られています。




学歴よりも食暦。教育よりも共育。」

どんなに勉強が出来ても元気がなくては楽しい毎日じゃありませんよね。身体は食べるもので作られますから、1年365日1日3食、何を食べたか=食暦によって左右されます。

身体のことを考えたら、安心でおいしい食材が欲しい 
 
スーパーで有機食品や無農薬野菜を手に入れる・置いて貰うように申し出る

初めは高い・なかなか手に入らない

皆がそういった食材を選ぶ努力をする

そういうものが流通し始める

社会貢献になる

社会が変わっていく 

国が変わってゆく

放射能問題もそうですね。

台所から社会を変える事もできます。

「ま ご わ や さ し い」のわ=わかめ、海藻類、心配ですよね。ミネラルと食物繊維豊富な日本ならではの食材を安心して食べられる社会になりますように、頑張りましょう。

http://kyo-syoku.net/culture/%e4%ba%ac%e3%81%ae%e9%a3%9f%e6%96%87%e5%8c%960/%e4%ba%ac%e3%81%ae%e9%a3%9f%e6%96%87%e5%8c%96/