私はお付き合い経験が
ほぼない状態で元夫に出会い、
恋愛におけるABC(←古い)を
すべて元夫に捧げたのですが、
そのことで元夫のことが
羨ましくて仕方ない!
とよく言っていたのです。
だから出た言葉だとは思うのですが、
その初めてというのがCの先のD。
(ごめんなさい。ここでは書けないような
内容なのでDとしときます)
私にとっては受け入れがたい要望でした。
「それは嫌だ。こわいし痛そうだし、
それ以外で」と伝えましたが、
「はるが好きすぎて元夫への
嫉妬とか劣等感みたいなものがある。
叶えてくれるならそれが和らぐと思う。
お願い」と懇願され、
『こんなに愛してくれるのは彼しかいない。
そんな彼のお願いは聞いてあげないと』
と受け入れることにしました。
↑この思考、危険です。
自分の気持ちを無視して
彼の希望を受け入れるとうまくいきません。
実際、ここから私たちの関係は
おかしくなりました。
Dは痛いし苦しいし、つらくて泣きました。
でもその苦しんでいる姿を見て彼は
「はる、めちゃくちゃかわいい。
苦しんでる姿最高」
と喜んでいたのです。
なんと、私は彼のドSの部分を
引き出してしまったのです。
その日を境に、
デート中突然つねられたり、
強く引っ張られたり、
「はる、ブスやな」と
傷つく言葉を言ってきたりするように。
痛がったり悲しんだりする私を見る度に
彼は嬉しそうにしていました。
ただ、それ以外の彼はいつも優しく、
楽しく一緒に過ごせるのです。
Sモードじゃない時には
「ごめんな。本当は傷つけたいわけじゃ
ないんやけど、こういう顔は
俺だから見れるんだと思うと
つい嬉しくなってしまって…」
と言ってきます。
これまでの彼女には
そんな感情を抱いたことがなかったようで、
彼自身も戸惑っているようでした。
私も
「もう嫌だ。こんなことはやめてほしい」
とお願いしつつも、
『今までの彼女には感じなかった
特別な感情を私に持ってくれている』
という部分において少し優越感
のようなものを感じ、
そんな感情を持って戸惑っている
彼を理解してあげよう
と受け入れてしまっている部分も
ありました。
でもそうしているうちに、
彼の欲はヒートアップ。
痛めつけられたり、
傷つけられる頻度や強さが増していき、
私も彼といることが
どんどん苦しくなってきたのです。
そして158くんも、私と一緒にいると
自分の欲が抑えられないことに
葛藤していました。
そのことが原因で、
付き合って1年になるころには
別れ話がでるようになっていました。
お互いのためにその方がいいよね、
と話し合い、別れに至るものの、
結局好きな気持ちが消えず、
『こんなに愛し合える人は
この人しかいない』と
どちらともなく連絡を取ってしまい、
なんの解決策もないまま
元さやに戻るということを
繰り返していました。
私の経験から、
『こんなに愛し合えるのはこの人だけ』
『これ以上に好きになれる人は
もう現れない』
とかは幻想だなと思います。
もし今大失恋してそう思っていたとしても、
過去は全く関係なく、
これから先にいくらでも
愛せる人も愛してくれる人も現れます。
158くんとのお付き合い中も、
その後の婚活中も、
私は全くそう思えていなくて、
ただただ目の前の人に
縋り付いてしまっていましたが…
▷次回
158くんとのお別れ 新天地で新たな出会い
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