世界的イベントである北京オリンピックと並行して、グローバルな問題としてロシアとウクライナ関係が緊迫状態にあるというニュースをよく見かける。
戦争とか嫌なことにならなければ、と思うところである。

※以下、敬称略
ウクライナから「連想ゲーム的」に、ボクシングのHi-tech「高性能」ワシル・ロマチェンコを想起した。

※連想ゲーム（檀さん、大和田さん、のあれ）を知っている方がいらっしゃることを願いたい。

ウクライナは旧ソ連を構成する共和国、旧ソ連は現在のロシア、ロシアと言えばペレストロイカの一環でユーリ・アルバチャコフが来日、ユーリがチャンピオンになった1990年代前半は平成になったばかりで辰吉丈一郎、鬼塚勝也らが活躍していて、テレビでよく見ていたなあと思い出した。

1990年代前半（1993年頃まで）の世界戦（TV観戦）で記憶・印象に残っているのは以下。

・辰吉丈一郎VSビクトル・ラバナレス1,2

・鬼塚勝也VSアルマンド・カストロ

・ユーリ・アルバチャコフVSムアンチャイ・キティカセム1,2

・井岡弘樹VS柳明佑1,2

・平仲明信VSモーリス・イースト
※他にも世界戦はあったけれど、すぐに記憶の引き出しから出てきたものを記載した。

TVで見ているだけでは物足りなくなり、生観戦したいという気持ちが強くなった。

たまたまボクシングマガジンか何かを読んでいて目に入ったのが、1993/11/5に東京有明コロシアムで行われた鬼塚勝也VSタノムサク・シスボーベーの第2戦だった。

当時WBAジュニアバンタム級チャンピオンだった鬼塚勝也のボクシングに対するストイックさにあこがれを抱いていたこともあり、観戦を即決した。

1993年は「ゆりかもめ」も「りんかい線」もなかったから、都営バスで会場まで行ったのだろう（あまり覚えていない）。

会場入口付近には今は見かけなくなった「ダフ屋」もいて、声をかけられたことを記憶している。

買ったチケットは2階席だっただろうか、熱気は伝わってくるけれど、リングの状況はよく見えなかった。

リングの上の大きな画面に映像が映るけれど、それではTV観戦と変わらないと思いながら、目を細めてリングに目を向けた。

下の写真は何ラウンドか覚えていないけれど、写ルンですで撮影した写真のスキャニング版。

これは鬼塚の判定勝ちで、肩車されているところ。

正直なところ、負けはないと思ったけれど、自分の判定ではギリギリの勝利だったという記憶だ。

続いては1994年3月19日兵庫県神戸ワールド記念ホールで行われたWBAフェザー級タイトルマッチ、チャンピオンのエロイ・ロハスVS浅川誠二、これは世界戦を生観戦したいという思いと、ある事情が重なって神戸まで遠征した。

故浅川誠二、EuropeのFINAL COUNTDOWNとともに入場した後、観客に挨拶するところ、心が震えた。

エロイ・ロハス（ベネズエラ）本人は写っていないが、リング一面に広げられたベネズエラ国旗の写真。

試合は浅川も善戦したけれど、エロイ・ロハスが5ラウンドでTKO勝ちした。

結果（日本人選手に勝ってほしかった）も大事だけれど、生観戦をした時の興奮というか、体の奥からこみ上げる熱さを実感できたのがよかった。

そして、試合の写真はないけれど、1996年9月21日神奈川県川崎とどろきアリーナで行われたOPBFスーパーフェザー級タイトルマッチ畑山隆則VSオッキー・アビ・バクリンの試合を観戦した後に会場で見かけた元WBAミドル級チャンピオン竹原慎二さんと撮った写真。

とても大きかった、握手した時の手も大きかった。

私の身長は172cmだけど、背も高いし体格が違う、そりゃそうだ世界ミドル級チャンピオンだから。

気さくに応じて下さった。今もyoutubeなどで見るけれど、人間として素晴らしいと思う。

今日はここまで。といっても、在庫はそんなになくて。

今回、写真などを整理していて気づいたこと。

当時はフィルムを現像に出して、写真を受け取るというのが写真業界の商売だったけれど、デジカメにとって代わり、デジカメもスマホにその機能が付いたから、写真をめぐる業界やビジネスも大きく変わったはず。

FUJIFILMのHPを見ると、医療関係にも注力しているようだ。

※私が知らなかっただけ？

写真ビジネスで培った技術を医療に活かしてビジネスの転換を図っているのだろう。

そんなことを見て、自分のビジネスパーソンとしての武器や注力分野も時代に合わせて見直していかなければいけない、そして、資格・検定も世の中の動向を見ながら選択する必要があるのだろうと感じた次第である。

ボクシングのライブ観戦とは関係のないところで締めることになった。