今頃、みなさん猛勉強中ですかね?



最近、歯科衛生専門学校に居た頃を思い出します


あの頃は国家試験に向けて、必死に勉強してた


すずは物覚えが悪いから


周囲の人よりも多く勉強していたかも



今回は、そんな国家試験に纏わる


武勇伝とも言える、すずの珍話です



実はすずは空間恐怖症です


いわゆる「閉所恐怖症」ってやつです


狭いところやプレッシャーが大嫌い


衛生士学校に居た当時、過度のストレスのせいで


一番症状が酷かったと思うのですが



国家試験前夜、緊張のせいで2時間しか眠れず


試験当日はかなりのグロッキー状態でありました


確か会場は明治大学だったと思います


慣れない教室での国家試験


ソワソワしながら、なんとか前半終了


お昼を食べて、後半の試験が始まり、しばらくして


突然、襲ってきたんです


極度のプレッシャーによるパニック症状


冷や汗が出て、体が震えて、過呼吸状態に陥ってしまいました


喉もカラカラで


ダメだ死ぬ!


マジでそう思いました


過呼吸で死ぬはず無いのは分かっているのですが


試験用紙を目の前に真っ白になってしまい


思わず手を挙げて、スタッフを呼び


「すいません、気分が悪くなってしまって。。。」


震える声でそう伝えると、親切に救護室に連れて行ってくれました


救護室、、というかスタッフルームだったのかな?


スタッフの人もきっと大学生なのでしょう


若い方々がいて、その中に年配の女性がいました


その方は、私に紙袋と温かいお茶を持ってきてくれて


「過呼吸になっちゃったのね。緊張するものね」


と優しく声をかけてくれました


どのくらいいたんだろう?15~20分くらいかな?


体も温まって、気分も落ち着いて


まだちょっとフラフラしていたけど


「もう大丈夫です!ありがとうございます!」お礼を言うと


「まだ時間があるから大丈夫よ!」と優しい言葉をくださって


自分の席へと戻ってきました


途中だった残りの問題を解いて。。。


残り時間も少なかったけど、見直しをしたら


分かっているはずの問題がいくつも間違っていて


相当、動揺していたことを物語っていました


それでも、時間ギリギリまで見直し


全ての問題までは見直せなかったものの


無事、試験が終了して安堵の息


帰りの電車の中でも、人ごみで気分悪くなりつつ帰って来ました



合否通知が届くまで、不安で仕方なかったけど


合格通知を手にした時


あの極限状態でよく受かったなぁ~と


自分を褒めてやりたいくらいでした


すずの歯科衛生士免許は、ほんと命がけで取った


勲章ですw 大袈裟だけど( ´艸`)



あの時、私を介抱してくれた女性の方


名前も聞かなかったけど、感謝しています


後半、落ち着いて試験に臨めたのも彼女のおかげです



まぁ、すずみたいな人間でも衛生士になれるって事ですw


大変な思いをして取った資格だから


無駄にしないように


誇りをもって仕事に臨みたいです