2014年10月26日 放送
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」
80年代に一大ブームを生んだ女子プロレスラーの
過去と現在に迫ったドキュメンタリーであった。
まずは、
アイドルレスラー元クラッシュギャルズの長与千種だ。
衝撃タブーの過去が明らかにされた。
長与千種はわずか10歳で親に捨てられた。
ある日突然、両親が千種を置いて消えたのだ。
引き取られた親戚の家で与えらた食事は
毎日毎日ハンバーグ1個というマトモなものではなく
逆らえば「男の人の小便」をぶっかけられるという
虐待を日常的に受けていた。
この「虐待」のくだり。
彼女は「男の人のオシッコをかけられた」 と
あえて「男の人の」をつけた不思議な言い回しの表現に
「?」と気づいた方は何人いるだろうか。
男の人のおしっこ=精液。なのですよ。
「もう逃げ出したかった」
という千種は15歳で故郷を出て東京に上京する。
過酷な状況から逃げるために女子プロレスラーになったのだ。
がむしゃらに頑張った。千種には帰る家もなかったからだ。
人気女子プロレスラーとなり時代のヒロインに駆け上がると、
今度は自分を捨てた家族が襲いかかる。
千種は稼ぎの給料の殆どを家族に仕送りし続けた。
両親が作った多額の借金も千種が肩代わりし、全額返済した。
三人姉兄の次女だが、今も家族の医療費や生活費は
千種が全て負担し面倒をみているのだ。
「お金を出すことが嫌なんじゃない。
でも、家族に求められるのはいつも自分のお金だけ」だと言う。
「どうして、私を捨てたの?」
ずっと独りぼっちで生きてた千種は
自分を捨てた親との確執に苦悩する。
その後、千種は順調だったにも関わらず突然引退する。
団体経営陣との対立で圧力がかかり、引退を余儀なくされたのだ。
「まだやりたかったのに、自分の意思とは関係なく辞めさせられた」
のだと言う。
いわゆる「解雇」クビだったんですな。
フリーになることも団体の圧力でできなかったという。
引退後、千種はプロレス界と縁を切り、一切関わらずひっそりと
水商売をしながら生活をしている。
2年前に父は他界し、母親の介護は千種がしている。
スターであった表舞台から降りた現状に「ほっとしている」と語るが
そこに1本の電話がかかってくる。
電話の主は、あのダンプ松本だった。
と、まぁ、光には当然闇もあるわけですが、
やはりというか、ここまでさらけ出しても
長与千種は華があり画になる稀代のスターである
ということが一番の印象でありました。
ザ・ノンフィクション~敵はリングの外にいた~
ダンプ松本に続く
