塗装が終わったので

次の段階に進みます。

今までは

多くの和船と同じく

エサ釣りの

座って釣る釣り用の船に仕上げてありました。

しかし

私の操船する船に乗る

メンバーを思い浮かべると

ルアーフィッシングで

立ちながら釣るスタイルの人が多いので

和船の船縁の低さは気になっていました。

ステンレスのレール制作を鉄工所に発注して・・ってのは

私らしくないので

ネットで検索していると

サイドキャストレール

こんなのを発見したので

即、購入決定。

FRPの船縁にブラインドナット

取り付けようかな?

と、思っていましたけど

6mmのタッピングビスで強固に固定できると書いてあるので

取りあえず

6mmのタッピングビスで留めてみて

弱い様なら外してビス穴を下穴として利用して

ドリルで穴径を拡げてブラインドナットを仕込めば良いと思って

タッピングビス留めにします。

説明通り

タッピングビスで留まりましたけど

乗船者に

その都度イチイチ

「そのサイドレールには体重を掛けないでね」って

言い続けるのは鬱陶しいし

以前乗った船でその様な事を言われて

「だったら付けるなよ」と思ったのを思い出し

それに

揺れる船の上では

想定外の力で

レールに体重を掛け

頼る場面もあるだろうと思ったので

レールと何かを繋げて補強しようと思いました。

以前の

オーナーが

開閉式の屋根

(イメージとしては

アンカリング後

シートを開いて日除けとして利用して

釣りが終わるとシートを巻き取って

移動する・・といった感じの屋根)の為の

支柱を

船に固定する為の

ステンパイプ(さや管)が

設置してあったので

『ある物は利用する』の法則に則って

この

さや管を利用した

屋根支柱パイプと

サイドレールを締結して

信頼の置けるサイドレールにしようと計画。

なると

屋根を設置したいし

元々

今まで乗っていた船を

留めている場所から釣り場に行くまでに

河川下流の橋をくぐらないといけなくて

折りたたみ式Tトップ

この商品を購入して

取り付けようと思っていたけど

和船のセンターコンソールの

両サイドのイケス縁が

デッキ面よりも上がっているから

Fishmaster社の折りたたみTトップは

船側か支柱側かを加工しないと

取り付けが出来なくて

一歩踏み出せずに

くすぶっていたタイミングで

カスタムする事になった今回の船は

橋をくぐらずに釣り場に行ける場所に停めてあるから

今まで

高さ制限されて

縮こまっていた私が

今回は

高さ制限解除のお陰で

屋根設置(上方艤装)欲が

完全に

高まって

しまいました。

とにかく

一度

屋根を設置してみます。

今回の船は

コンソールが右端なので

前回の船よりも

Fishmaster社の折りたたみTトップを付けるには

無理がある為

逆にそれで諦めもついたし

本当はこんな船に乗りたいけどCarolinaSkiff

そんな船に乗る夢や

Fishmaster社の折りたたみTトップを付ける夢は

次回の船以降に持ち越しにして

今回はステンパイプとシートで

素人の手作り感満載の和風屋根にしようと決めて

使用素材を考えスケッチしながら

イメージを膨らませていました。

この屋根が

今回のカスタムで

構想に一番時間がかかったんじゃないいかと思うくらい

寝ても覚めても屋根の構造を考えていました。

屋根について

①そもそもサイドレールの補強を兼ねた物

②毎回開閉するのは面倒だから避けたい

③釣り場への移動時高速走行時にバタつかない仕組み

④上架時の風(台風以外)にも耐えられる様に

⑤船上に日陰が出来る様に

⑥開閉式の飛沫避けも設置したい

⑦ある物は利用する・そしてリーズナブルに

・・・と

こんな感じで

叶えたい事を箇条書きにすると

沢山ありますね、笑

既に船縁に4ヶ所設置してある

ステンレスさや管の内径は36mm位

今まで使用しておられた支柱パイプは

ステンレスの外径27.5mmの配管みたいな荒仕上の素材

屋根シートの支柱はアルミの外径25mmが使ってあります。

屋根の支柱を溶接すると

実際に海に出て

釣りで使用してみて感じた不具合部分の修正への

仕様変更が面倒なので

金具締結の方向で素材を探しました。

この27.5mmの外径のパイプに合うクランプが無くて

かなり探しましたけど

私にはリーズナブルな商品を探す事が出来なかったので

27.5mmのパイプにアルミテープやステンレステープを巻いて

外径を32mmに近づけて

32mm用のクランプで締結する事にして

概ねの方向性が決まりました。

先ずは

今まで

さや管に

突っ込むだけになっていたパイプは

そのままでは

またデッキ端部のFRPを

傷付けてしまう様な気がするし

デッキの排水溝に

支柱がつっかえ棒みたいに刺さる光景が

私には気になるので

さや管と

支柱とに共穴を開けて

ステンレスのボルトを差して

支柱下端が船に刺さらない様にしておいて

事前に船縁にビス留めしたサイドレールと

ステンレス自在クランプで締結しました。

支柱は

27.5mmの配管材を使わずに

25mmのオールステンレスのパイプ

サイドレールとステンレスクランプ締結。

ちなみに

実験的に

新品のステンレス巻きパイプを

マリーナに2週間ほど置いておいたら

画像の様に内側が錆びまくってしまいました。

その結果

オールステンレスよりもリーズナブルでしたけど

ステンレス巻きパイプは却下しました。

25mm肉厚0.8mmのオールステンレスパイプは

軽量で柔軟なのは良いんですけど

やはりガッチリ固定された安心感に乏かったので

オールステンレスのパイプの筋交い部材を入れて

安定させました。

カロライナスキッフからは遙かに遠ざかり

不格好になってしまいましたけど

安全・安心をを優先しながら進めます。

次回に続く

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