優里のブログ

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ネタバレありです!!

艶が~る プロローグ
主人公●● ○○です         

……木造の、歴史を感じる建物の中。私は今修学旅行で京都を訪れていた。

主人公「あっ、かわいいなこれ」

何か面白いものはないかと、棚に並んだ商品を取っかえ引っかえ見ては元に戻す。どれも時代を感じさせる、古めかしい、もばかりだった。

主人公「えっ、何これ、すごく綺麗……」

私は棚の奥にあった小さな写真立てに目がとまった。

主人公「誰なんだろう……?」

その写真立てには、現代の色では再現できないんじゃないかと思うほど、随分と色焦るてはいたけれど、とても艶やかで、雰囲気のある着物を着た綺麗な女性が写っていた。

(……すごい。女の私から見ても、とっても綺麗な人……。でも、どこかで見たことがあるような……)

……と思っていると。

主人公「きゃっ?」

翔太「ーーっと悪い」
翔太「大丈夫か?○○」

主人公「う、うん」


目の前の男の子は結城 翔太(ゆうき しょうた)くん。明るくて、バスケ部のエース候補で、クラスの人気者。
そんな翔太くんと私は、小学校からの幼馴染だったりする。

主人公「ご、ごめんね。私も写真見ながらぼうっとしてたから」

翔太「いや、オレもよそ見してたし……」

謝りながら翔太くんは、ちらりと私の手元を見た。

翔太「ん!?その写真って、もしかして花魁…なんじゃ?」

主人公「おいらん……!?ってあの吉原とか遊郭(ゆうかく)とかで出てくるや
つ?」

翔太(た、たぶん。京都にも似たような場所があるって聞いたことはあったけど……」

主人公「へぇ~、そうなんだ。よく知ってるね、翔太くん」

翔太「え、いや、たまたま観光ガイド見てたら載ってたんで……ほ、本当だぞ!」

クラスの女子「なになに、○○。結城くんと二人だけで盛り上がろうってか」
クラスの女子「えー、しかも何、これ花魁の写真じゃないの?」

主人公「友美……、よく知ってるねぇ」

友美「何か前にテレビで観たことあるもん。ちょっと妖艶で、エロいことする大人な人たちなんでしょ?」

主人公「……エ、エロいことって!?」

私は何となく子供心に映画やドラマで「見てはいけないシーン」と思った体験を思い出していた。

友美「決まってんじゃん’’娼婦’’なんだもんヤッてるよね、結城くん?」

翔太「し、知らねぇって!オレに振るなよ!」

そう言って顔を真っ赤にしながら、翔太くんはガラス戸の外に出してあった木の箱に目をやった。

翔太「……ん、なんだろこれ」

話しをそらすようにその箱を手に取ると。

主人公「あ、私もそれ気になってたんだ。ここにレンズみたいなのが付いてるよ。カメラなのかな?」

私も何となく話を合わせてみる。

主人公「それでこの写真を撮ったのかも」

翔太くんが不思議そうに箱を眺めながら、上についていたボタンのようなものに触れたその時……。

友美「あーっ、○○とツーショットで撮ろうとか考えてたりしちゃって」
友美「幼馴染だからって、ちょっとやりすぎじゃないの、○○」

そういって、横にいた友美が勢いよく肘で私を小突いた。

主人公「--きゃあ!?」

翔太「わ……っ!」

派手にのけぞった私はバランスを崩してしまい、翔太くんを掴む形でそのまま床に倒れてしまった。

と、次の瞬間ーー。

(…………っ!!??)

『カシャッ』とシャッター音のようなものが聞こえたかと思うと、視界が真っ白にぬりつぶされたのだった
                         艶が~る ぷろろーぐ①終了
                       
コチラ艶が~る  プロローグ②