kabuto
ライダーと料理の品数が増えるにしたがいTV版「仮面ライダー カブト」がすこぶる面白くなってきましたので、実は楽しみにしてました。
去年の「劇場版」が、日本各地の名物ライダーであったのに対し、子供の頃からあこがれてた今ではペット屋や百貨店で金さえつめば買える世界のカブトムシライダー!

前回同様、TV版とは別の時間軸での話なので、理解するまでにだいぶ時間がかかります。
もちろん幼稚園児のムスメには、メイクアップアーチストではないドレイクや、加賀美とひよりが恋人同士風なのが解せません。
大人の私は、全体的に「ガンダム」風だから、なんとなくわかった気分。
あっちいったりこっちいったりする行動の真意のわからない天道総司は、シャアみたい。
分け分からん反乱分子とかは、「Zガンダム」。
天空の梯子って、「ターンAガンダム」にもでてきた軌道エレベーターやね。
無重力空間の戦いは「ガンダム」での大気圏突入の戦いみたい。
耐熱フィルムもなく突入できるカブトは、さすがハイパーでした。
TVの合間に挿入された映画版のCMで見かけた、つのだ☆ひろか田中要次と思ってた人は、K-1の武蔵でしたが、「007 ムーンレイカー」におけるリチャード・キールみたいなポジションで、「死亡遊戯」におけるカリーム・アブドゥル・ジャバーのようなラス・ボス感はありませんでした。
次長・課長の登場シーンには、誰一人反応してなかった。
ざまぁ見ろ!

TV版では、結構アクションシーンが面白いのに、映画版でそれ以上のものが見れなかったのはいかがなものか?
サバの味噌煮が、この映画を見た後では感動アイテムになってることにすりかわる妙は、なんとなく見事な感じがしますが、そのあたりが全てでしょう。
そうすると、今後の天道総司と妹とひよりの関係に興味がつきません。


★★