「ゲゲゲの鬼太郎」などで有名だった水木しげるさんが亡くなった。
自分は子供の頃、再放送のアニメでしか知らなかったが、
数々の原作は、アニメ化されたものとは随分と違っていて、
生々しいものがあったらしい。
(自分は読んだことはないけれど・・・)
なぜ、ここまで思いがあるかというと、
紛れも無く「地元の巨匠であり、スター」なのだ。
東京の調布のイメージが強いが、出身は境港の方。
当然、地元には訃報の号外が配られた。
境港のJR車両は鬼太郎のキャラクターがペイントされ、
駅前は「水木しげるロード」と言われ、鬼太郎やねずみ男、猫ムスメなどが
銅像になって出迎えてくれる。
港町で、差し当たって大きな観光資源があるわけではないので、
その意味でもとっても貴重な存在。
見慣れた光景でも、今となっては本当に貴重な財産。
奥様の著書が朝の連ドラの題材になり、一気に知名度が上がった。
自分にとっては、むしろこちらの方が思い出深くて・・
と、いうのも、当時無職で、ポリテクで休み時間に、
よく見ていた。
自分で決めた事ながら、将来の不安は大きく、
不遇の漫画家時代の「水木しげる」とダブっていた。
「いきものがかり」の唄が流れると
今でも当時が蘇ってくる・・・
「当時を決して忘れてはならないこと」
「感謝の気持ちを忘れないこと」
ご冥福をお祈りいたします