この日記は消すかもしれませんが・・・。
先日、舞台女優さんが殺害されるという事件がありました。
私は彼女と面識がなかったのですが、
9月に公演を予定していたとのことで
沢山の報道の方が突然劇場に現れました。
とにかく驚きました。
少し気が動転しながらも、
目の前にはグーチームの役者が本番真っ最中で
劇場内はお客様の笑いで溢れておりました。
それを守るのが精いっぱいでした。
実際、私にも劇場の方にも、コメフェス関係者にも
報道陣にお答えできるようなことは
何一つありませんでしたから、
報道陣がロビーに入ってくるたびに、
お客様を映さないようにお願いし、
終演時間までには帰って欲しいとお願いする日が
数日間続きました。
とても悲しい事件に胸が痛み、
やや気が動転しながらも、
笑いと愛に溢れた現場の大切さを噛みしめて、
日々を過ごしておりました。
無事に、怪我なく総勢100名の関係者みんなで
公演を終えたことを改めて奇跡のように思います。
皆様には言うようなことではないと
言い控えておりましたが、
表彰式で、
キャストはじめ関係者、
そしてお客様の笑顔と涙が
この場に「いつものようにある」事に安堵し、
胸がいっぱいでした。
日常が「当たり前」に過ごせるという事は、
いつも言いますが
とても奇跡的な事です。
家族がいて、
仲間がいて、
予定通りに千穐楽を迎えて・・・
今日も空気が吸えて、
寝て起きて、
命の危険のない食事をする・・・
その大切さ、その重みは、
「当たり前」として受け止めるには
あまりに重要すぎる。
小さな貴重な幸せ、
それが積み重なった毎日です。
世界はシリアのニュース、大雨の災害と、
毎日いろんな胸の痛むニュースばかりです。
目の前の人に感謝し、
時には恐ろしいけれど美しいと思わずにはおれない自然の偉大さに感謝し、
一歩一歩、コツコツと、毎日を大切に過ごしたいと思います。
最後になりましたが、
加賀谷理沙さんのご冥福と
1日も早い事件の解決を
心よりお祈り申し上げます。