この間、「岩茶」(岩に根が自生しているウーロン茶)をいただけるお店に行きました。
その名は「神戸岩茶荘」
お茶は奥が深く、
様々な効能を持つとは聞いていましたが、
なかなか面倒臭そうで、飲めたらいいや!と過ごしてきました
しかし、やはりちゃんと教えて頂くと随分と違うものですね。
香りをこんなに楽しめるなんて驚きでした
夏ならば、横着におやかんでお湯を沸かして、
お茶葉をつまみ入れて大量に冷やして飲む。
冬は、急須にお茶葉を入れておいて、お湯をザーッと入れて、
適当に時間をおいて飲む。
こんないい加減な飲み方ではなく、
一杯ごとに、小さなお急須を丁寧に蒸らしながら、
お茶菓子と共に頂くと、とっても気持ちが豊かになりました
それとこのお店の珍しい特徴が一つ。
「眼診」といって、店主さんが眼をみてくださるんです。
「眼は口ほどにものを言う」ではないですが、
それで体質や気性がわかるんですって。
この診断を元に、その日の体調に合ったお茶を見立ててくださるんです。
もともと、お昼間にゆっくりティータイムなんてのが無い、
男っぽい生活パターンなので、
こうして優雅に、心落ち着けて、身体に合ったお茶を頂くという、
行為自体が私にとっては珍しかったこともあり、
なんだか学生に戻った気分で2時間位しゃべりまくってお店を後にしました。
やはり物事にはちゃんと意味があるなぁ
ちなみに、「眼診」は予約が必要です。