こんにちは。

こんばんは。



先日保育園の記事を書くと言いましたが、その前にどうしても書きたいことが出来たシュカです。(何その紹介)



シュカには、会社の同僚という関係からはじまった、仲の良い男友達が2人居ます。



晩婚で自分の時間を持て余しまくっていたので、飲みに行く男友達や会社の同僚は割と居て(同性の友達はみんな結婚して子持ちだったので、中々遊んでもらえなかったという苦い事実。酒好きなので飲み会では重宝されがち。←)、彼らとは会社終わりの飲みからプライベートの旅行に至るまで散々遊び倒し、20代半ばから今現在に至るまで、気付けば10年に渡る付き合いです。



そんな彼らが、この度出産祝いを持って我が家に遊びにきてくれたんですけど。


彼らはそれぞれ一足早く既婚の子持ちなので、漸く私の足並みも揃った感じでして。



私が子どものお昼寝の寝かしつけを別室でしている間に、同席していた私の旦那と3人になった訳ですが。


その間色々と我が家の家事事情を旦那が話したらしく、それから派生した会話の内容が私の逆鱗に触れまして。


勿論、わざわざ我が家にお祝いを持って遊びに来てくれた事にはやっぱり友達だな…嬉しいなと思いましたし、感謝もしております。


でもそれとこれとは、別だい。



旦那曰く、基本的に我が家は私が権限を持っているので、指示に従うことが多い。

その中で家事育児は7対3位で私に任せてしまっている、と言ったらしいんですよね。


そもそも私からしたら、9対1だけどな。


それを聞いた友達の1人が、


『そりゃそうでしょ。その為に育休取ってるんだからさ。9対1でも良いくらいだよ。』


と、言ったらしいんですよね。




は?



その為の育休って、何。

育休は別に育児を一人でする為の制度では、決してないわ。

育休取ってない人(まぁ主に一般家庭は旦那になりますけど)は、仕事してるから何もやらなくて良い?

あなたの子供なのに?




やーーーー、本当に衝撃を受けた。


その場に私が居たら(言い返されるから)絶対に言わない癖に、余計なこと吹き込んでんじゃないよ。


正直こんな事を敢えて言われなくても、今仕事を休んでいる実情がある為に確かに時間はあるので、私がやっている家事育児は9割です。

内訳、掃除(各部屋、風呂、トイレは時々)、洗濯、平日の料理と皿洗い、育児に関しては、完母なので授乳は仕方ないにしても離乳食も全て、オムツ替えは99%、寝かしつけ、お風呂は半々。


これ9割って言って良いですよね(遠い目)


これで3割自分がやってると感じている旦那もポジティブ過ぎるし、この9割で問題ないという友達。




世の男性よ、まじで頼むぜ。



うちの旦那は全然違うよーと思ったそこの貴方様、それは貴方様のご主人が素晴らしいんです。

私もブログで各家庭の素敵旦那様を読み過ぎて、世の中って随分育児をきちんと取り組む旦那で溢れてるな…って思っていた矢先の、これですよ。


主に発言していたのは一人の友達ですが、もう一人も特に否定していなかったらしいです。



しかもね、こんな事言っている彼、某企業の次期社長なんです。(転職したので、シュカの会社のではありません)

皆さんが聞いたことがあるそこそこ有名な会社なので、将来の社員のESとか大丈夫かよ…(猛毒)


男性社員が、子供が熱出したので…とか言おうものなら当然のように、『奥さんに何とかして貰えば?』とか言うんじゃねーだろうな。


その場にいたら、全力で戦いたい案件だった。




以前から私は、管理職であるが故に女性である事の生きづらさを事あるごとにこのブログで綴ってきましたが、身近な友達もその考えだということに改めて衝撃を受けたわけですよ。


大体にして、物価はどんどん上がる一方でも賃金は上がらない、共働きがスタンダードになっているこのご時世。

大抵の家庭で、仮にもし子供が2人居たとしたら、余裕を持った生活をするにはシングルインカムでは辛いと思うはずです。

そりゃ少子化になるわ。


出産一時金を増やして満足してる、少子化対策って何。

どう考えたって、金かかるのはその後でしょうが。


いつまで経っても仕事と家庭の両立に悩まされるのは女性だけなんて、絶対におかしい。



それを、

『俺は昭和な人間だから』

と、時代錯誤甚だしいものとか(上記の友達が何度かこれを口にしてた)、

『女性は強いよね、凄いよね』

と、一見寄り添ってるように見せかけて単に大変さを押し付けるだけの意見とか、

思考だけはいつまで経っても昭和からさして変わらない、日本の風潮に嫌気がさします。



私だって、出来ることなら働かずに、ずっと子供と居たいですよ。

でも生活の為に、子供の未来の為にお金が必要だから、働かないといけないんです。



もっと政府には、真剣に取り組んで貰いたい。(急に壮大な事言い出したよ…!)

ブログで皆さん時短で復帰すると書かれている方多いですが、立派なしっかりした会社にお勤めだなぁと羨ましくなります。


私の会社も勿論時短制度がありますが、管理職になってしまったので、時短を使えないのが実情です。


結婚も晩婚化が進んでいるのだから、当然出産時の女性の管理職だって増えているだろうし、そういう実情に沿った働き方のモデルみたいなものがあれば良いのに、結局は自分でやってみて何とかしろみたいな、根性論で終わっているんですよね。


決して育児もキャリアも諦めたくないと欲張った事を考えているのではなく(私が仕事をセーブする事で少なからず会社に迷惑をかける事は重々承知しているので)、うちの会社では管理職が出産によって仕事を緩めている前例がないんです。


昔も今も子供は保育園で病気をもらう事実は変わらないのに、お迎えはいつまで経っても母親が行くのがスタンダードな考えは変わらない。

会社と保育園の板挟みに悩んでいる父親は、私の周りには1人も存在しないです。

そんな母親は沢山いるのにね。




世の中の政治や会社を動かしているのがまだまだ男性で占められているから、男性目線の考えがいつまで経っても変わらないのかな。



…と、うちの会社の記念誌の役員一覧(全員男性)を見て、思いました。




ブログの素敵な旦那様のような方が会社の上に立っていたら、世の中がもっと変わるんじゃなかろうか…と割と真剣に考えました。


何やら壮大な話ばかりしていますが、少なくとも自分の子供を育てることに悩んでいる妻に対し、『家のことは任せるよ』とかナントカ言っている世の中の男性が、まずは意識を変えてくれたらな、と切に思います。


シュカの旦那は割と『任せるよ』と言ってくるのですが、その言葉割と嫌いなんですよね。

任せるな。考えることを放棄するな。

アンタの子だよ。



そんなことを書きながら、今日も娘に離乳食を食べながら泣かれたシュカでした。

かぼちゃ甘いから期待してたのに、そういうもんでもないらしい。白目。