遅ればせながら、
先日観せていただきました
映画「ジョン・レノン ニューヨーク」目


(わはは ケンカ強そーにひひベルトに1円玉ついてます?)

ワタクシ自他共に認める
ポールバカでありますが、

この映画を観た後は………
ずっとずっとジョンのことを考えてしまいました。

ジョン、愛しい男だなあ~ うう…(泣しょぼん

まず先に謝るべきは(?)
ビートルズ後期~解散後のジョンの活動について
私は良く分かってないことが多過ぎましたあせる

断片的にはもちろん知ってたんです…、

平和&反戦運動とか、
アメリカ永住権とか、
ロックンロールサーカスとか(^w^)、
5年間の主夫生活とか。。。

それら、頼りないワタシの断片を、

「ニューヨーク」
という特異な地に
ジョンと同じ視点でこだわって作られたこの映画は、

ぴったりつないでくれて、

生身の、脆くて、弱くて、
でも魅力的なジョン・レノンの姿を
私にたっぷり見せてくれました。。。しょぼん

ちなみに、日本人にとって
「人間 ジョン・レノン」っていうと……

「ビートルズの一員」であると同時に
浮かぶイメージはもはや、
有名曲「イマジン」に代表されるような
「愛と平和の人」じゃないですか?



私は、それら活動があまりに突飛で
目立ってたので、

「けっ」(`ε´ )

って気持ちだったんですよね。
(上の写真は素敵だけどネにひひラブラブ

だからジョンのその後について
知ろうとしてなかったみたい。

ワタクシの心境。。。

「ジョンは、けっして『愛と平和の人』じゃないもん。

 とんがってて、クレイジーで、
 平和を説くお坊さんを後ろから
 飛びゲリ喰らわす人だもん!!
 (そんな?)

 だから皆好きなんだよ。
 ロックンロールなジョンがさ!」

ってなわけでにひひ

ラブ&ピースもいいけどさあ、
ジョンとヨーコ(てゆーかジョン、)
人類平和、マジで好き?

音楽と芸術の昇華という名の迷走を、
平和ってゆー問答無用のシュガー振りかけて、
「時代の先端」ポジション狙いませんでした?

「なんかスゴいっしょオレたち」って
裏でキメ顔してませんでした?

「ベッドイン」? アホかビックリマーク
「バギズム」? アホかビックリマーク
「首相にどんぐりを送る」? アホかビックリマーク

中2病こじらせたんか!!

もしくは売れない芸人の
ファイナル悪あがきか!!

アルバムジャケで脱いじゃう♪ってか?
迷惑じゃ!!


(スイマセン お口が暴走…最後の違うか^▽^;)


※ハイっ 有名芸能人による中2病の図…


ヨーコが煽動したのはもちろんですが、

テレビ番組で平和について熱弁してるジョンは
チョットかっこ悪い……。

(せっけんを売るように平和を売るってセリフはカッコいいにひひ

叛」やら「革命」やら漢字で書いてあるヘルメット姿も
チョットカッコ悪い……。

人権問題、フェミニズム、政治批判、
全部カジってるとこもカッコ悪い。。。。。。
にひひ


正直、「平和活動」という雰囲気でいえば
ポールの方が似合ってますヒツジメェ~

動物がカワイソウだからって、
30歳そこらからベジタリアン、
その後40年間も野菜ばっかり食べれます?
(理由がなんとも…にひひ

結婚したからって
1日も離れずくっついて、妻を愛せます?
(単純というか…にひひ

「人の笑顔と音楽が好き」っていう理由で
70代になってもツアーします?
(これは嬉しいラブラブ

ポールのは、ジョンより地味ではあるけど
(しかも人類平和じゃないとかにひひ
動物愛護、家内安全、そしてたゆまぬ音楽への姿勢は、
間接的には「世界平和への道」ですしね^^

いや、もっと言えば、
「本当の平和の人」は
ジョージ・ハリスンかもしらんビックリマーク
彼の慈愛は……
目先のことに囚われず
大きなものに包まれているようキラキラ

バングラデシュ難民救済コンサートは
その後のライブエイドなど大型チャリティライブの
偉大なるひな形になったとしょぼん
(その流れは今も脈々と受け継がれ……)

そう、平和って花火のように
一瞬で打ち上げて効果があるものじゃないので
コツコツ「地味に続けられる」人じゃないと
(=キャラとして向いてないと)ツライと思うんですよね。

そして。

映画「ジョン・レノン ニューヨーク」を観て

「ジョン、平和(左翼)活動、ツラかったんじゃね?」
って疑問が。。。。
ワタシ的に確信に変わりましたにひひ

ジョンの奇抜なそれら活動は、
ジョンの一部ではあったけど、
100ピースのジグソーパズルのうちの
1ピースでしかなかった。

ぜんぜん(むしろ)本質じゃなかった。

しかもその後ちょっとアト引いて、苦労した。
(ジョン、のちに軽く後悔してた笑)

ジョン、大変だったねにひひ

愛しい愛しい ジョン・レノン。


やはりここで
どうしても頭に浮かぶのは、
ジョン・レノンが、平和!反戦!と叫んでいたのは、

もちろんそれらは
大事なことには違いないですが、

ジョンにとっての「居場所探し」の一環かとしょぼん
(そして軽くそれを見抜かれてた件…)

人類が平和でありますよーに

っていう(ときどき街頭でみかける謎看板?)
切実な望みが理由だったと思えませんね。

ジョンは、「怒り」の人です。

それは生まれ育ち そして生来の気質もありましょうが、
彼は、「反体制」の人です(ロックじゃビックリマーク

当時ニクソン政権において
戦争が普通に行われていた時代(今もか…)

一番カッコよくて、分かりやすくて、
皆から支持ももらえそうな(フラワーパワービックリマーク

「愛と平和」
=現政権への反体制ポジション

もーらい♪

ってとこでしょうか。。。
(流行ってたし……?)

「ベッドイン」とか「WAR IS OVER」看板なんかは
ビートルズ後期から行ってはいましたが、
ジョンたちの行動が激化するのは
彼らの愛すべき「ニューヨーク」に渡ってからメラメラ

まずは当時NYにおける活動家集団が、
渡米してきたジョン・レノンに
白羽の矢を立てました。
「元ビートルズという話題性…使えるゼにひひ



ジョンもあっさり飛びつきます(ヨーコはもちろん…)
NYでのカッコいいポジションが欲しかったジョン&ヨーコは
「よっしゃ、反戦、人権、反体制、やるぜ!!」

Win-Winの関係。。。

でも、ジョンはアメリカという国をナメてました(泣)

以下、ビー解散後のアメリカでの流れ……

●まずニューヨークの活動家たちに持ち上げられて、
 ジョンも過激に「政治批判、人権問題、戦争反対」と大騒ぎ。

●ニクソン政権がジョン&ヨーコを要注意人物に。
 過去イギリスでの麻薬逮捕歴にかこつけて
 「犯罪者よ、アメリカから出国せよ!」

●ジョン「やだやだ、NYダイスキ!」

●FBIによる監視活動、盗聴… ←怖がらせ&嫌がらせ

●ジョン「負けるか!反体制ライブじゃ!」

●しかしそのライブをメディアは完膚なきまでコキッおろし

●そんな傷心ジョンに届いた悲しいお知らせ…
 「ニクソン政権またまた勝利」

●ジョン「がっっっくし。。。。」
 ヤケになり泥酔、ヨーコの目の前で浮気

●ヨーコ「アホか!!」 ジョン、ヨーコに追い出される

つづくにひひ(びみょーなとこで…)