追憶と陰踏み指でそっとなぞった時間は いつまでも褪せることなく 両手でそっと包んだ気持ちは いつまでも燻って消えることなく 雨に流れてもあとは残って あとは何をしようか 絆創膏でも貼ろうか 月夜に散歩しようか つきまとう陰に怯えて 気づけば陰踏んだ ああ私の負けだね 気づけば動けなくなった