【 故ペロの命日にお供えのケーキと飴 】
3月3日は桃の節句、ペロの4回忌(3周年の命日)だった。
我が家にとってはルカの慶事とペロの法事が重なる、実に変な日だ。
おりしも私の職場の大先輩が前々日に急逝され、各方面への連絡に追われて3日にお通夜、
4日に告別式と私自身も多忙な週末であった。
人もワンコも生まれてくる日と同様に、他界する日は選べない。
ペロもこの日を選んで旅立ったのではないと思うが、残された飼い主は
ついついこの日がなぜ命日になったのか、何か特別な意味を考えてしまう。
【ケーキの匂いにつられて出てきたルカ】
案の定、ルカがお供えを狙って出てきた。
最近のルカは盗み食いがひどく、叱っても態度が悪く反抗するようになった。
お留守番中にどうやって取ったのか不思議になるような物まで引き落とし、
食べ散らかすことが多い。
しばらくルカの様子をみていると、その技の一端を披露してくれた。
【見たことのない高さまでジャンピングキャッチ】
ペロはいつも食卓の下から覗いているだけで、ルカのようにジャンプして
上のものを取ることはなかった。
肥満ぎみで腰も悪かったペロはめったに垂直に飛び上がろうとはしなかった。
【「何か落ちてこないかなあ~」と、いつも見上げるペロ】
話はもどって、ペロの命日は「めでたい」ひな祭りの日なのだが、あの苦しい闘病、
甲状腺癌が気管を押しつぶして窒息していく苦しみからペロが解放されたという意味では
ペロにとって「めでたい」日だったのかも知れない。
同時に、飼い主にとっては限りない悲嘆と哀悼の始まりの日なのだが・・・。
ペロの身になって思うと、「よくがんばったね。楽になってよかったね。」と誉めてやり、
笑顔で冥福を祈ってやるのも、飼い主としての優しさなのかと思う。
ペロ亡きあと3年が経ち、ようやく私も闘病当時の凄絶な動画を冷静に見ることが
できるようになってきた。
甲状腺ガンの怖さを広く知ってもらうため、今回、当時のペロの動画をUPしようとしたが、
アメブロから何度も削除されてしまい、みなさまにご覧いただくことが出来ない。
代わりに楽しく明るいペロをUPして、ご容赦いただきたい m(_ _)m
【耳の後ろを掻いてもらうペロ(8歳ごろ)】
今年のペロ命日には、mickeyママさんから羊毛ペロを頂戴し、あまりにも特徴が似ていて
ルカママともども目頭が熱くなるのを禁じえなかった。
また千葉市の小雪ママさんからプリザーブド・フラワーをいただき、食いしん坊のペロが
よだれを垂らしそうなほどリアルで、美味しそうなケーキにアレンジしてあった。
この場を借りて、あつくお礼申し上げます。
【ウールフェルトのペロ、肉球ストラップ、ペロそっくりです】
【美味しそうなケーキ、なんとお花でできています 】
【ルカとペロの3月3日】
ペロの4回忌にお立ち寄りご覧くださり、ありがとうございました。
みなさま方と愛犬たちのご健康とご活躍をお祈りいたします。
追伸
ルカパパこと私はまだ首の具合が完全ではなく、みなさんにご心配ご迷惑をおかけして
申し訳ございません。一進一退ですが症状は安定して少しずつ改善してきております。