埼玉県さいたま市
いまは、大宮、浦和などの日本有数の都市ですが
貝塚が多くあり、古くは海であることを教えてくれています
その頃の海水面はいまより3-4メートルほど高く
東京湾が入り込んでました
その後、海岸線は後退したが
大きな湿地帯が残りました
その中にさいたま市東部(大宮・浦和など)にまたがる見沼がありました
一説ではこの見沼の竜神ではないかと考えられているのが
「大いなる宮」と呼ばれる
氷川神社です
氷川神社は赤坂氷川神社などの氷川です
創建は神代。
武蔵一宮です
*武蔵一宮は複数考えられています
小野神社、氷川女體神社などあり
とても広いイメージのある神社です
10日も過ぎましたが初詣客が多く
御祭神の神様のイメージは湧きづらかったです
御祭神は素盞嗚命とされています
歩いていると、見沼の竜神様のイメージが強いです
縄文時代にもここはパワースポットだったようで
アラハバキ神も客人神としてまつられています
明治以降も祀り方も変わっているので
拝むときのイメージと、歩いているときのイメージが違いますね
土地が古い神で、上に新しい神が祀られているような雰囲気もありました。
ここは、氷川信仰の中心地です
氷川信仰というのは関東の素盞嗚命信仰です
ヤマトタケルの弟の成務天皇の頃に
出雲国造と同族の武蔵国造の出雲族がこの地に入り開発したことに始まります
古くからの信仰が積み重なった
日本らしい神社です。