横川では雨もより一層強くなり、堂宇からは
滝のように流れていました

 
 
比叡山延暦寺横川(よかわ)
延暦寺の奥にあり
写経や、おみくじの発祥の地です
ちなみに最初の写経は般若心経ではなく、法華経だそうです
 
 
 
 
 
本堂である横川中堂には観音様が祀られています。
本堂では、観音様や、お不動様、毘沙門様と対峙して写経することが出来ます。
こちらは、未来の仏になります
本堂は、どのお堂よりも静寂感があります
比叡山で一番よいところは、どの本堂もゆっくり、しっかり拝めることができるということです
根本中堂も、釈迦堂も、横川中堂も仏様と心が通じる感じがするまで拝める印象です
中でも、ここは格別です
東塔が表、西塔は研修、横川は修行の地という感じの色合いが出ています
 
 
そして、奥には元三大師堂
 
四季講堂とも呼ばれています
四季に渡って法華経を論議してきた場だからと
 
 
ここには、厄除け大師である元三大師のお堂です
良源さんは延暦寺中興の祖です
当時も焼失にあい再建しましたが、最澄様の頃のものより大きく
現在の延暦寺の基礎を作られました
 
その後、石杖となるような弟子を育成し
念仏の源信僧都を始め、鎌倉新仏教の偉人を配出するもとを作られた
伝説の人物です
良源さんは観音様の化身として、あらゆる人々を救うとも
鬼の姿に化けて疫病神を追い払うと考えられています
お堂の方たちも厄除け大師の木札をつけられていました。
 
この厄除け大師の木札「角大師」というのですが
こちらをお授けいただいたのですが
聞けば答えるし
癒やすべきところに置くと、癒やしてくれます
 
病を始め多くの厄払いをしてくださるとか
 
ここは、好きなところです