弘前では
葉も赤みをさしはじめていました
赤みを指すその先には五重塔がありました
津軽五山筆頭 金剛山 最勝寺です
御本尊は、金剛界 大日如来様

市民からは「五重塔の寺」として知られています
五重塔は胎蔵界の大日如来様が祀られています。
五重塔建立の目的は津軽統一の際に亡くなった、敵味方を問わずの供養です
山門にはスピーカーよりお経が流れていて
禅林街とは趣が違います
山門には「卯歳一代様」とありました。
津軽では干支の守り神を信仰する文化があり
津軽一代様というとのことてした。
最勝寺は近くの11箇所のお寺が廃寺となり
そのすべてを引き受けました。
現在でも、11箇所がまざったようなイメージはなく
となりの八坂神社も含めて密教世界ができあがっているようなイメージでした。
青森巡礼はこれが最後になります
青森の旅は、日本人の素朴なスピリチュアルを見せてくれました。
粗さを削ぎ落とさず、心の流れを感じるような
北の神々は最後に素晴らしい光景を見せてくれました
感謝です