山梨県甲府市。
昇仙峡のロープウェイ駅のにぎわいを通り過ぎると
金櫻(かなざくら)神社があります。
創建はワカタケル。雄略天皇のころという古い神社です。
ここの特徴は
・水晶発祥の神社
・関東三大狼信仰
・金運
です。
・水晶発祥の神社
水晶発祥は、ここの奥宮である秩父金峯山に山頂に
この地で発掘された水晶の御神宝「火の玉・水の玉」です。
実際には、ここが日本での水晶の産地で山岳信仰や、金堀人の崇敬の対象であったものです。
・関東三大狼信仰
三峰・武蔵御嶽とならぶ狼信仰の地です。
秩父・奥多摩と関東山間部で
江戸時代より眷属信仰がはやり「甲斐国社記」の白狗がもとのようです
・金運
ここには【金】と名乗るものが多く存在します
金峯山・鬱金(ウコン)の桜・金精大明神と
櫻の頃にお守りをいただくと一生涯金運に恵まれるとされています。
民謡では「金のなる木の金櫻」と唄われています
全体的にご利益を全面に出した感じなのですが
正直、そういう空気よりも
山岳神というイメージです。
高いところとつながっているイメージを感じました。
大切な神社としてこれからも長く残ってほしいものです