きょうも、箱根に行ってきました。

10年以上掛けたことの完了の報告と、
新しいことへの祈願です。


ここ最近の箱根神社や、
箱根宿、元箱根は人通りも多く
にぎわっています。

中国をはじめとする外国からのお客様も
ずいぶんいらしていただいて感謝です。

昔は、参拝時に他の人が誰もいないこともありました。
きっと、いまはないでしょう。

嬉しい事です。

「そんなことは、ないでしょう。
神域もあられるし」

「うるさくて神気を受け取れない」

仰るとおりです。

それでも、感謝しています。

外国からのお客様。
パワースポット巡りで訪れる方々。
ありがたいと思っています。


もちろん、
神社ですから、作法は守られるべきです。

よけいなおしゃべりはいけません。
神聖なところです。

手水も飲んではいけません。
浄めるためのものです。

神社にある、全ての神木は触って御神気を感じてはいけません。
ありのままを感じるところです。

ですが、

それでも、
それでも

人が来ることはとても大事なことです。


神社は神のいるところ。

そして、神と人の交わるところです。

箱根は昔からにぎわっていたところです。
しかし、徐々にサビレていく光景が
続いていました。
補修されない道路、
閉じられた美術館
休館のままのホテル
ケーブルカーもいまはありません。

バブル以後の現実もここにあります。
神社は、崇敬(すうけい・・・あがめうやまうこと)者だけに支えられているものではありません。
地元の方の努力により支えられています。
神社が維持され、

多くの方に来ていただくことにより
何人かの方が、神社を思っていただくことにより
さらに広がるものです。
お伊勢参りなども、もとはそうですよね。
作法や、儀礼は大切です。
これが、広まるためにもありがたいことです。

感謝しています。


本気で御神気を受けたい方は、
早い時間におまいりしていただくのが良いと思います。
また、ご祈祷を行い、「社」の中で受けてみてください。
新しい世界観が広がるかもしれません。
そうであることをお祈りいたします。


 

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