大学のほうはまだ休みで相変わらずぐだぐだの日々を送っています。
タイトル戦もここしばらくはなかったし暇でした。ようやく明日王座戦第2局があるので楽しみにしています。
さて、日曜日のNHK杯戦は糸谷5段と村山5段との対局でしたが、非常に参考になったので取り上げてみました。この将棋は最新型の一手損角換わりとなり序盤から現代の課題局面まで互いに時間も使わずに一気に進みました。最近では銀交換ののち、△3六歩と垂らすところでは△4五銀とする手がいい手のようです。その後、村山5段が飛車を見捨てる激しい変化に飛び込み一気に終盤となり、寄せ合いに入りました。感想戦では54手目△3五飛車と打ったところで△4九飛車で後手が良かったということでした。なので▲4二成銀から▲4三銀とつながれ、△3八飛車成りと金をとられても後手玉が詰めろになるので△3四竜と角を取るしかなく、先手が良くなったように思います。この後も先手は後手の飛車を手にすることができ優勢を拡大しました。しかし73手目村山5段が少考で△1一飛車と打ったのが疑問でした。この手は詰めろになっておらず、糸谷5段に△6九銀と開き直られてしまい、事件が発生しました。感想戦では▲2二飛車△5二歩▲4六銀などが検討されましたがどの変化も村山5段がはっきり良かったようです。あとでボナンザ先生にも聞いてみたら、▲4二飛車、△5二歩、▲8二飛車、△7一玉、▲5弐銀不成で先手が勝っていると言っていました。
それにしても勝ちになってからの糸谷5段は指しても早く、最後もきれいに即詰みに打ちとりました。また感想戦でも次から次へと手が見えると言う感じに自身の読み筋を話してくれたので非常に感想戦も楽しいものになりました。今期も糸谷5段は今後勝ち進んでいくと思います。