大学生になって、自分の時間が増えた。
サークルは入っていないしアルバイトもしていない。放課後は課題を終わらせたり買い物をしたり、自由に過ごしている。半強制的に拘束される時間が授業以外にないのだ。
高校までは自分の時間がないと感じていた。授業、部活、課題、模試、塾の繰り返し。時間に追われ疲れ切っていた。
だが、いま思う。自分の時間がなかったのではなく、与えられた時間を自分のものにできていなかったのだ、と。
授業や部活をノルマとしてしか認識できていなかった。その時間を自分の時間と捉えられていれば、もっと充実した時間が過ごせていたのではないだろうか。
学校は苦痛以外の何物でもなく、ただひたすら耐えていた。だが、同じ時間を自分の未来へ繋がる道にできていた同級生はどれほどいただろう。進学校で落ちこぼれた原因は、これかもしれない。
自分の時間は増えたけれど、結局スマホを見続けたり寝てしまったりだらだらと過ごしてしまうことがよくある。けじめをつけないと、また同じことを繰り返してしまう。