もう,半年も前の話になるが・・・
去る4月8~11日,東京銀座のみゆき館劇場に於いて上演された
フェアリーフェスタ・プロデュース公演
『フライング・パイレーツ ネバーランド漂流記(夢見る少女の何が悪い!)』
全6公演を舞台観劇してきました。
もちろん,長谷川恵美氏の初舞台にして初主演の晴れ姿を観劇するためであった。
今更の感もあるが,アップし忘れのレポが残っていたのでアップすることにしましたA=´、`=)ゞ
まずは,
フライングパイレーツとはどのような舞台なのかと言うと・・・
1分間で分かるフラパイ講座(by チクタクアプリコット)
エリート進学校の夢苑女学院に通う女子高生,水野曜(みずのよう)。
彼女の夢は,ネバーランドに行って子供の頃に会ったピーターパンに再会すること。
親の引いたレールの上を生きる同級生たちは,そんな曜の自由奔放な性格がうらやましい。
とある放課後,曜とその友人,純,舞子,奈々は,近くの海岸で夢や希望など本音を語り合う。
小舟の上で海賊ごっこをして遊んでいると,曜たちを乗せたまま小舟は空高く舞い上がりネバーランドにたどり着く。
しかし,そこはもはやおとぎ話に出てくる子供の国ではなく,海賊のフック船長が築きあげた経済大国に変貌していた。
ピーターパンも大人になっており,フックが経営する商社で,しがない万年係長のサラリーマンとして働いていた。
ロジャー海賊団もそこに勤める商社マンになっていた。
よそ者である曜たち4人は,ロストボーイズに逮捕されるが,その中のひとり,トゥートルズの心変わりで曜は逃がされる。
一方で,純・舞子・奈々の3人はフックの指示でタイガーリリーの店で働かされることになる。
そんな現実に納得出来ない曜は,ピーターパンにフックと闘って3人の救出とネバーランドを元の夢の国に戻して欲しいと考える。
しかし,ティンカーベルと結婚して,その平穏な生活を壊されたくないピーターパンは,フックと闘って欲しいと曜に懇願されるも拒絶する。
一方,純・舞子・奈々の3人もタイガーリリーの店で,曜と道を違えてホステスとして背伸びをした大人の生活を満喫するようになってしまう。
ひとり残されて往く宛もなく落胆する曜であったが,純・舞子・奈々の3人を現実世界の闇組織に売り飛ばして現実世界への進出の足掛かりにしようというフックの悪巧みを知り,ひとりでフックたち海賊に立ち向かい,フックから1対1の決闘を挑まれるものの闘う術さえ知らず捕らえられてしまう。
トゥートルズから知らせを受けたピーターパンは思い悩むが,ティンカーベルに後押しされてフックと闘う決心をした。
そして,フックに闘いを挑み勝利を収めて彼を追放し,曜たちを解放してネバーランドを自分たちの手に取り戻す。
解放されたネバーランドの今後をピーターパンとその仲間たちに託して,曜たちは現実世界に戻る・・・
おしまい・・・
と・・・
まあ大筋はこんなところだ。
今回の舞台は,女優・声優・グラビアアイドル・アーティスト等の総勢35名(ダブルキャスト・日替わりゲストを含む)が出演する超豪華舞台と言うことで事前からとても話題になっており,チケット発売と同時にほぼ6公演分が即完売となった。
私も,チケット発売日当日の受付開始朝10時と同時にチケットぴあで電話予約したのだが,それでも最前列取れずに6公演とも2列目でした。
それぞれ推しのキャストさん目当てで観客が押し寄せ,結果として全公演満員御礼,立ち見まで出る回もあり大盛況でした。
会場内に入ってびっくり( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
なんと,ロジャー海賊団が舞台上で酒盛りをしたり客席に座っていたりして,やりたい放題やっているではないか!!
「ようこそ,海賊船ジョリーロジャー号へ」
「席はどこかい?案内するぞ」
彼女たち・・・いや,彼らは口が悪いが,それも当然のことなのだ。
なぜなら,彼らは荒くれ者のロジャー海賊団なのだから。。。
そして,開場から開演までの約30分間は彼らが本番までの時間を色々なパフォーマンスで客席を盛り上げるわけだ。
ロジャー海賊団はダブルキャストでチームAとチームBがありそれぞれが交互に3公演づつ受け持った。
各キャストは以下のとおり
チームA
スターキー(竹内恵美さん)
炎の使い手として炎に見立てた赤い布切れを両側に付けたバトンをクルクル回しているうちに,それがあたかも火の付いた松明をクルクル回しているように思えてきたから素敵だった。
スカリー(江尻奈々さん)
チームのまとめ役に徹してチームメンバーや客のテンションに常に気を配って場内を盛り上げていた。妹さんの相沢美羽さんもチームBのスカリー役で大活躍。
ビッキー(ゆうきちこと南有貴ちゃん)
チーム最年少でとにかくとっても可愛らしい・・・,体の柔らかさを生かし胸を床に付けてのでんぐりかえし(申し訳ない・・・うまく説明出来ない・・・とにかく凄かったびっくりした)
ゆうきちは,現在はダンス&ボーカルユニットの+Plus☆Overの一員としても活躍しており,私が毎回ライブ会場に足を運んでいることは周知の事実です・・・ふふ
シルバー(水沢香織さん)
メンバーの中でも1~2のムードメーカー。スカリーとの掛け合いも素晴らしかった。でんぐり返しもやっていた。
ジュークス(銭谷のぞみさん)
ノリノリな切れのあるダンスを披露し場内を沸かした。海賊Tシャツの交換は結局まぼろしに・・・
ルフィーナ(神庭彩さん)
逆さ言葉の名手。どんな単語や文章でもたちどころに逆さに応えることが出来る。私も出題したがすぐに返してくるのにびっくりした,凄すぎ!!
テイント(松永未来さん)
津軽海峡・冬景色や青い珊瑚礁を熱唱して目立っていた。
青い珊瑚礁の歌い出しで声が裏返ってしまったのはご愛敬と言うことで。。。
チームB
スターキー(富沢恵莉さん)
クラシックバレエが得意。Y字よりももっと足を高く上げるI字バランスを披露し拍手喝采。凄かった。ながーーーい美脚に惚れ惚れとした。
スカリー(相沢美羽さん)
相沢さんもチームのまとめ役に徹してチームメンバーや客のテンションに常に気を配って場内を盛り上げていたが,スカリーはそういう役割設定だったのかな??姉の江尻奈々さんもチームAのスカリー役で大活躍
ビッキー(渋木美沙さん)
セクシーダンスで客席を誘惑。。。ドナルドダックの声を真似しながらダンスを踊っていたのもビッキーだったかな。。。
シルバー(仁科那奈子さん)
柔らかい体で前屈を披露する。ぴったり前屈は体が柔らかくなければ絶対に不可能です,お見事
ジュークス(鈴木理紗さん)
ダブル側転を華麗に決めていた。「ようこそジョリーロジャー号へ」と言う呼び込みを何度も「ジョジージョジャー号へ」などとカミカミになってしまって客にいじられると「何だよぉ~~おまえ~撃つぞ~」などと言いながら照れ笑いを浮かべて「ばきゅーーーん」と言いながら海賊銃で客を撃っていた。もちろん客は至福の顔を浮かべて昇天していたようだ。私も撃たれたかったなぁ・・・ふふ
ルフィーナ(山咲まりなさん)
でんぐり返しの名手。崖の上のポニョの歌を一生懸命に歌っている姿が可愛らしかった。
テイント(宮澤夏生さん)
海賊団スタイルの際の「はみ耳」がとっても可愛かった。ダンスを踊ったのだが恥ずかしがらずに踊ったらもっと目立ったはず。次回に期待したい。
開場から開演までのこの30分間の海賊団のパフォーマンスは,本編へのアプローチとしての演出のひとつなのだろうが,初日公演の際は私も面食らってしまった。
観客のなかには,演出だと理解出来ず「席はどこだ」などタメ口で言われたことにむっとして,逆にキャストの方がびびってしまっている場面もあり,見ていてキャストが気の毒だった。
入場時にスタッフから「ロジャー海賊団から弄られますが演出ですよ」などと一言アナウンスがあれば良かったと思う。
2日目公演からは,私も勝手が判ったので物販で購入した海賊Tシャツを着込んで「ヨーホー」と言いながら入場して,彼女たち・・・おっと彼らに大いに弄くられ,そして弄くり返したりしていっしょに盛り上がり,それが快感にさえなってしまった。
しまいには彼らから「ノリがいい奴だな」とか「おまえ,関係者か??」とか「船長候補にしてやる!!」などと言われるまでに顔を覚えられてしまった・・・汗
ところで・・・
キャストたちはこの30分間をどう捉えていたのであろうか??
演出家の貞方さんが彼女たち(キャストの立場なので彼女たちと記述している)にどのような指示を出されていたのかは定かではないが,私はあの30分間はロジャー海賊団の各キャストの見せ場のひとつではなかったのかなと思っている。
本編で,一糸乱れぬ素晴らしいダンスを披露している彼女たちではあるが,残念ながらやはり個々のセリフは少ない立ち位置である。
だからこそ,貞方さんはあの30分間を「大まかな流れとして出航前のVIP(観客)の乗り込みのお手伝い(席の案内等)や酒を舞台上で酌み交わすなどの海賊団っぽいこと(パフォーマンス)をやってくれればいいから・・・あとは自由にやってくれていいよ」などと言いつつも,30分間をどのように使うのか彼女たち1人1人の力量や舞台に向かう意気込み・姿勢などを見ていたのだとしたらどうだろう。。。
私は,あの時間帯は積極的に自分を売り込む・印象付けるチャンスタイムだったのではなかろうかと今にして思うのだ。
積極的に動くことが出来ていたキャストさんについては,実際に私はとても印象に残っている。
そう考えると
実は,トータルで2時間モノの公演だと考えるのは深読みし過ぎですか??・・・貞方さん