もう何年も前からマンションに住みついてるノラ。
ノラを可愛がってた住民さんがひとり、又ひとりと転居して行き
今はおばあちゃん一人が気の向くままに餌をやったりかまったり。

私は 猫が好きも嫌いも無く・・・苦手。
なぜなら生まれて今まで触ったことがないから。

いつもなら私が玄関に出るとそそくさと逃げて行くノラが今日は寄って来た。
「あかん!来んといて!そこに止まれ!」
私の方が後ずさり。

1メートルほど前で寝転がってお腹を出してミャーミャー言う。
「無理無理!触れへんで。甘えんといて。」

もう7~8年ほど前になるけど 人生のドツボから抜け出そうともがいていた頃。
庭に野良犬が迷い込んできたことがあった。
あばら骨が浮き出るほどガリガリの野良犬。
友人が私にと炊いてくれたテールスープを少し分けてやった。
最初は食べようとしなかったけど そのうち美味しそうに食べて・・・去って行った。
その姿を見ていて
「私は何を悩んでいるのだろう」
「こんなとこで何やってるんだろう」
どんな姿でも生きなきゃならんと教えてくれている気がした。

人は 言葉を持っていて本音と建前を使い分ける。

動物は?