3ヶ月前の面接で最終まで行って落ちてしまった時、家に帰って泣いてしまった。
仕事の面接でも落ちて泣くってあり得ないんだけど、こんな変わった仕事があるんだ〜、果てしない興味が湧いたこと、イギリス英語で仕事が出来ること、金融リテラシー教育と言う新しい分野、何より学校で働いたことのある私は、また、そう言う教育現場に戻れるのが嬉しかった、と言うのがあります。
再び会ったイギリス人ディレクター達は、手短にそれまでの経緯を教えてくれた。エージェントの人は、自己都合と言っていたけど、平たく言えば嫌になって辞めてしまったらしい。
まずコンテンツの日本語訳が難航したこと。本来ならばその人の仕事ではないはずなのに、かなりの労力を割かせてしまったこと、プログラムを売り込む学校のリストが出来たが、アポイントが取りにくいのか、まだ、ドアはオープンになっていないこと、そして何より、ミーティングには時差の問題があり、コミュニケーションが難しかったこと、など。
正直に教えてくれた。
それで、現段階では、どの様な人を探してますか?
そのプログラムを立ち上げて学校に売り込んで授業を展開出来るように先生達にトレーニングしてくれる人。今すぐにでも。
私が提案した方法では無く、カナダの日本人コンサルタントと同じ手法でアプローチさせられるんだな、でも、彼女は中学以下だから教育委員会に食い込めば良いけど、高校は一つ一つ違う。膨大な営業をかけないと、いけないと思った。アポイントが取れたら学校へ行きプログラムを説明したり、話が進めば先生達へのトレーニングもある。その後で夕方からイギリスに報告や相談。
でもそれが自分が売りたいと思うものならば出来たかも知れない。でも、コンテンツは英語であることで価値が出ると考えている私には、そもそも売りたいものでは無い。
私達、イギリスで作ったプログラムと、日本の文化、法律、慣習を擦り合わせるのが難しくて。
カナダのミナさんは、どうされてるのですか?
彼女は、他のプログラムで忙しいのよ。そう、恐らくいまフランスでパラリンピックが始まるからそちらで同じ展開をしているらしい。パラリンピック教育はある意味、受け入れやすく、標準化もやりやすいと思う。
私達には、ミナがやった同じことを日本でやってくれる人を探してるの。
同じこと、うーん、売り込むプログラムも、子供達の年代も違うし、その辺、同じと言われても、
私は自信無いです。
と、答えた。
お金を貰わなくても良いから今の仕事をしている合間に、私にフィールドリサーチさせて貰って、それをレポートさせて貰えませんか。
いえ、もうプログラムは出来上がっている、それを推進してくれる人、それも早ければ一月から。私達は、日本の高校生に、金融リテラシー教育を広める何かしらの成果を向こう一年半くらいで出さないといけないの。
なるほど。
貴方は、どう思う?
続きます。