50歳を過ぎてからフルタイムのオフィスジョブにデビューして2年が過ぎました。

 

近所のおじいちゃんに、

 

あなたお勤めに出る様になって綺麗になったね。

 

実際、太ったんだけど、お化粧して、通勤すると人は変わる様です。。。

 

さて、息子の出産後、私は専業主婦を10年やり、その後、徐々に社会復帰して行きました。本当に思いつき、いきあたりばったり。当時、表参道に通勤して英語を使ってブランド人事関連の仕事に就くなんて、想像もしなかった今。人って諦めないでやって行けば捨てたもんじゃないよなって思います。

 

息子がレゴが大好きで、レゴのロボットを動かすプログラミング教室、と言うのがある、とお茶共ママに教えて貰いました。二日間で9時に送り込んでからお弁当の時間の様子を見て、実に渋谷で5時間以上待つことになります。一度家に帰っても良かったけど、それも面倒臭い。

 

ニトリに行こうかな、でもなんか渋谷で時間潰せないかなー。

 

当時、幼稚園に通っていたママが、そう言えば渋谷にマザーズハローワークってのがあるって言ってたよな。。スマホで電話してみます。

 

すみません、ママ友に聞いて就職相談そちらでして頂けるって聞いたんですけれども。

 

今日でしたら1時からならば、空きがあります。

 

本当ですか。実は思いつきで渋谷におりまして履歴書とか手元にないのですが。

 

こちらにいらしてから、相談員に言ってくださるのでも大丈夫ですよ。ただ、経歴を思い出しておいて頂けますか。

 

分かりました。

 

電話を切ってから、スタバのペーパーナプキンに、店員さん借りたボールペンでメモ書きを始めます。

 

えっと、今の歳が何歳だよな。大学卒業したのが、何年。。。えっとえっと。今でもペーパーナプキンに西暦でごちゃごちゃ書いたのをそのまま持って行って、マザーズハローワークに早めに到着し、そこの備え付けの端末を借りて急いで入力させて貰ったのを覚えています。

 

待っていてくれたのは、まるっとした、とても優しそうな恐らく50代後半の新谷さん、という相談員さんでした。

 

にこやかに迎えてくれて、1時間、小さな子供がいるので、週に2回ほど、扶養範囲内で3時には家についていたいです。

 

家に帰って旦那さんに話すと、

 

そんなふざけた勤務時間でさ、仕事なんてあるの?

 

と言われました。確かに。でも新谷さんは、天下のマザーズハローワーク。お母さんたちが社会復帰をする手伝いをする人です。企業側にも、とても限られた制約の下で働きに出るお母さんたちです、と念を押して募集をかけてくれているので、本当に案件を持って来てくれました。

 

割と直ぐに仕事が来ました。今から考えても、中々良い条件です。でも、私はとんでもない感覚で選びます。

 

通勤途中にさ、橋の下通るから、気分滅入る。

 

流石に新谷さんにはそんなこと言えないので、

 

突然の復帰にしては仕事内容が難し過ぎます。

 

と言って断りました。長年主婦をやっていて社会からとんでもなくズレてしまっているお母さんに耐性の高い新谷さんは諦めませんでした。そこから、一年以上、求人が発生するとお手紙をくれていました。旦那さんが言っていた、

 

そんなふざけた条件

 

に本当に合う仕事が本当にありました。とんでもなくやる気が起きないけれども、

 

流石に新谷さんに申し訳ない、ここまで条件があっている仕事って本当にないかも。

 

重い腰をあげて面接に行くことにしました。

 

続きます。